シーン書き出し最適化のためのコントロール
いくつかのコントロールによって、シーンを .mi フォーマットに書き出す処理を手作業で最適化することができます。書き出し方法を制御するために、ノードに追加できるユーザ定義アトリビュートの特定のセットが、トランスレータで認識されます。
.mi ファイルを書き出すには、mental ray で .mi ファイルを書き出してレンダーするを参照してください。
シーンを .mi フォーマットに書き出す処理を加速させるには、アニメーション上で静止していることがわかっているオブジェクト(建物など)に対してデフォメーション チェックを無効にしたり、バンプ マッピングやその他の接線ベースのシェーディング エフェクトを使用しないオブジェクトに対して接線ベクトルの書き出しを無効にしたりします。
- miDeformation
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トランスレータにオブジェクトのデフォメーションを検出させるかどうかを指定します。
デフォメーション判定とシェイプ ノードのモーション ベクトル計算に対するオブジェクト単位の制御をサポートするには、このブーリアン(boolean)型のユーザ定義アトリビュートを認識させます。グローバルなオプションはオーバーライドされ、オブジェクトに対する現在のシェイプをマークするか、デフォメーション モーション ブラーから除外します。2 つの一般的なシナリオをサポートしています。
- デフォメーションを全般的に無効にしますが、特定のシェイプに対しては有効にします。
- デフォメーションを全般的に有効にしますが、特定のシェイプに対しては無効にします。
このオプションによって、シェイプ アニメーションのトランスレーションとデフォメーション モーション ブラーの検出が、劇的に加速されます。
- miTangents
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オブジェクト上にある接線ベクトルの書き出しを制御します。
ポリゴン メッシュと NURBS サーフェスで接線ベクトルの計算をオブジェクト単位で制御するには、このブーリアン(boolean)型のユーザ定義アトリビュートを認識させます。グローバルなオプションはオーバーライドされ、接線計算に準じて現在のシェイプをマークまたは無視します。2 つの一般的なシナリオをサポートしています。
- 接線を全般的に無効にしますが、特定のシェイプに対しては有効にします。
- 接線を全般的に有効にしますが、特定のシェイプに対しては無効にします。
接線は、mental ray のバンプ基本ベクトルとして提供される一次微分です。これは、Maya ベースのシェーダ フィルタリングとバンプ マッピングで使用されます。