土台を Y 方向にわずかに上に移動して、X、Z プレーン上に配置されるようにします。このためには、ツール ボックス にある移動ツール を使用します。
ツール ボックス の上半分には、Maya でオブジェクトを変換するツール(選択、移動、回転、スケール)があります。トランスフォーム ツール アイコンの上にマウス カーソルを置くと、カーソルの隣にツール名が表示されます。
ツール名は、Maya ウィンドウの最下部にあるヘルプ ラインにも表示されます。ヘルプ ラインには別の用途もあります。複数の手順が必要なツールを使用するときに、簡単な説明が表示されます。
オブジェクトを変換する前に、そのオブジェクトが選択されていることを確認する必要があります。オブジェクトを選択するには、対象となるオブジェクトを直接クリックするか、またはオブジェクトの選択したい部分を囲む四角形のバウンディング ボックスをドラッグします。オブジェクトの選択を解除するには、選択されているオブジェクト以外の任意の場所をクリックするだけです。
シーン ビューで土台になるプリミティブ オブジェクトを選択するには
ワイヤフレームのアウトラインのカラーが明るい緑色で表示されていれば、オブジェクトが選択されています。選択されていなければ、紺色の表示カラーで表示されます。
移動ツール(Move Tool)を使用して土台の位置を調整するには
シーン ビューのプリミティブ シリンダ上に、移動マニピュレータのアイコンが表示されます。
移動ツールマニピュレータには、3 次元空間の基本的な 3 つの軸方向である X、Y、Z を示すハンドルがあります。これらのハンドルのカラーは、X 軸、Y 軸、Z 軸に関連する関数に基づいて、それぞれ赤、緑、青になっており、軸に沿った移動方向を制御します。
次に、土台の前面がグリッド ラインと平行になるように、シリンダをわずかに回転させる必要があります。八角形の各ファセットは円の 45 度を表すので、おおよそ 45 度の半分、つまり 22.5 度オブジェクトを回転する必要があります。
回転ツール(Rotate Tool)を使用して土台の位置を調整するには
シーン ビューのプリミティブ シリンダ上に、回転マニピュレータ アイコンが表示されます。
回転ツール(Rotate Tool)マニピュレータは、3 つの輪(ハンドル)およびその輪で囲まれたバーチャル球体で構成されています。ハンドルのカラーは、X 軸、Y 軸、Z 軸に対応します。これらのハンドルのカラーは、X 軸、Y 軸、Z 軸に関連する関数に基づいて、それぞれ赤、緑、青になっており、軸を中心にした回転方向を制御します。
これは、シリンダを Y 軸の周りで回転していることになります。
土台を正確に 22.5 度回転したかどうかは、どのようにしてわかるのでしょうか。チャンネル ボックス(Channel Box) を表示すると、回転角度の精度をチェックすることができます。回転 Y(Rotate Y)は、22.5 度近くにする必要があります。