Maya のペイント ツールは、クリエイティブな多くの 3D アーティストにとっては想像以上の素晴らしいツールです。このペイント ツールを使えば、モデリング、アニメーション、テクスチャリング、エフェクトに関わるさまざまな作業を実現できます。
ペイント ツールは、Maya® Artisan™ ブラシ ツール、Maya® Paint Effects™ ツール、3D ペイントの 3 つのカテゴリに分かれています。『Maya スタートアップガイド』のこれまでのレッスンを完了していれば、これらのツールのいくつかはすでに使用しているはずです。
アーティザン(Artisan)ブラシ ツールはさまざまな状況で適用することができ、アトリビュート値をインタラクティブに直接変更することができます。
これまで見てきたように、アーティザン(Artisan) ブラシ ツールはサーフェスのコンポーネントを選択するときにも使用できます。この方法で選択を行うと、ワークフローのスピードを大幅に向上させることができます。
Maya のペイント エフェクト(Paint Effects)を使うと、2 次元キャンバスであってもシーン内の実際の 3D オブジェクトであっても、自然で幻想的なエフェクトを作成することが可能です。
3D ペイントでは、アーティザン(Artisan)ツールとペイント エフェクト(Paint Effects)ツールの両方を使用して、3 次元サーフェスに直接テクスチャをペイントしたり、テクスチャを変更したりできます。カラー、透明度、バンプなどのテクスチャ アトリビュートをペイントできます。
アーティザン ブラシ ツールについてはすでに多少扱ってきたので、この章ではペイント エフェクト(Paint Effects)と 3D ペイント(3D Paint)に焦点を当てます。ここでは次のレッスンについて説明します。