ペイント エフェクト(Paint Effects)ツールは、3 次元空間で地表プレーンやオブジェクトのサーフェスに直接ペイントできるという点で、従来のペイント ソフトウェアを凌ぐ力を発揮します。3 次元での作業にペイント エフェクト(Paint Effects)を使用する場合、ペイント ストロークは 3 次元になり、編集も可能です。
ペイント エフェクト(Paint Effects)では、バイザー(Visor)のペイント エフェクト(Paint Effects)タブに用意されている数百にも昇るプリセット ブラシ(airbrushes、pens、markers、watercolors、plants、fire、metal、flowers、trees、underwater など)をすべて使って、シーンに 3D オブジェクトを作成することができます。たとえば、植物のプリセット ブラシを使って、シーンを歩き回る人物の周囲に 3 次元の熱帯シダ庭園をペイントしたりできます。
ブラシ ストロークをアニメートすると、ダイナミックなエフェクトを作成できます。たとえば、風に揺れるシダをアニメートしたり、人物が近くを歩いたときにシダが動くようにしたりすることができます。
スタイラス付きの電子タブレットは、ペイント エフェクト(Paint Effects)を使ってペイントするのに理想的なツールです。実際のペイント ブラシ(絵筆)では、強く押す(筆圧が強い)ほどブラシの幅が広がり、ペイントされた絵の具も濃くなります。ペイント エフェクト(Paint Effects)では、スタイラスの圧力にマッピングするブラシ ストロークのアトリビュートと、スタイラスの圧力に対するブラシの反応のしきい値を設定することによって、実世界と同様の効果を実現することができます。スタイラスの圧力に対して 3 つまでアトリビュート値をマップでき、作業をしながら値を編集できます。
ペイント エフェクト(Paint Effects)を使用して 3 次元ストロークをペイントすると、ブラシとストロークのアトリビュートを編集してさまざまなエフェクトを作成することができます。
このレッスンでは、ペイント エフェクト(Paint Effects)ツールを使って 3 次元でペイントする際に何ができるかを見ていきます。以下について学習します。