この時点で、メカニカル アームとカーゴ ボックスがアニメーション用に完全にセットアップされています。あとは、アームにポーズおよびキーフレームを設定するだけです。キーフレームを設定する前に、シーンのアクションを計画する必要があります。
通常、アクションの計画では、簡単な絵コンテをスケッチして、コンポーネントごとにアクションの簡単なタイムラインを書き出します。このレッスンでは、簡単なバージョンが用意されています。アクションに関する基本的な前提計画を以下に示します。
- カーゴ ボックスがメカニカル アームのすぐ前に配置されます。
- メカニカル アームが伸びて、カーゴ マグネットをカーゴ ボックスの上に直接接触させます。
- メカニカル アームがカーゴ ボックスを持ち上げながら上に伸びて、横に回転します。
- メカニカル アームがボックスを降ろして、新しい位置に置きます。
- メカニカル アームが新しい位置にカーゴ ボックスを残したまま上に伸び、逆に回転して元の位置に戻ります。
下の表は、指定したキーフレームでオブジェクトに発生するアクションを分類したものです。
フレーム |
メカニカル アーム |
カーゴ ボックス |
1
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縮んだ状態
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初期位置
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30
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上に伸びきった状態
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初期位置
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60
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カーゴ マグネットがカーゴ ボックスの上に乗るように下ろされた状態
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初期位置
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80
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カーゴ ボックスを持ち上げて伸びきった状態
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カーゴ ボックスがメカニカル アームで持ち上げられた状態
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100
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SwivelBase がアームを持って横に回転した状態
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カーゴ ボックスがメカニカル アームに付随して移動した状態
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120
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カーゴ ボックスを持ってサーフェス上の 2 番目の位置まで下がった状態
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カーゴ ボックスがメカニカル アームに付随して 2 番目の位置に下がった状態
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140
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伸びきった位置まで上がった状態
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2 番目の位置
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160
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SwivelBase がアームと付随して元の位置まで回転した状態
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2 番目の位置
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180
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縮んだ状態
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2 番目の位置
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メカニカル アームにポーズを設定するために、ArmControl ノードと SwivelBase ノードのいずれかを選択して、以下のようにポーズを設定するコンポーネントに応じてキーフレームを設定します。
- ArmControl がメカニカル アームの動きを制御します。
- SwivelBase がアームの回転を制御します。
- CargoBox の位置がペアレント コンストレイントのウェイトに基づいて決まります。