アトリビュート エディタ では、シーン内のオブジェクトとマテリアルのさまざまなノードおよびアトリビュートに関する情報が提供されます。チャネル ボックス(Channel Box)のように、基本的な変換情報およびその他の多くのキー設定可のアトリビュートを表示し、編集することができます。ただし、アトリビュート エディタ では、選択したオブジェクトのすべてのアトリビュートをより詳細に表示できます。
アトリビュート エディタを使ってオブジェクトのアトリビュートを表示するには
アトリビュート エディタ に templeRoof のアトリビュートが表示されます。templeRoof オブジェクトのさまざまなアトリビュートが、各種タブの下に表示されます。これらのタブは、それぞれノードを表します。
このタブはトランスフォーム ノードと呼ばれます。これは、このタブにある最も重要なアトリビュートが templeRoof の変換を制御しているからです。Maya の可視オブジェクトには、カメラとライトが含まれるトランスフォーム ノードがあります。
このタブはシェイプ ノードと呼ばれます。これは、オブジェクトが最初に作成されるときに、アトリビュートがオブジェクトのジオメトリック シェイプや物理的なプロパティを確立しているからです。大半のオブジェクトにはシェイプ ノードがありますが、柱オブジェクトのグループのようにシェイプ ノードがないものもあります。また、シェイプ ノードにはオブジェクト ディスプレイ(Object Display)アトリビュートのようなほかのタイプのアトリビュートも含まれます。
これは入力ノードで、オブジェクトのコンストラクション ヒストリに関連するアトリビュートが含まれています。入力ノードのアトリビュートは、コンストラクション ヒストリで入力ノードに続く別のノード(この場合は、templeRoofShape ノード)に渡されます。
initialShadingGroup ノードと lambert1 ノードは、オブジェクトの既定のシェーディング マテリアルに関連する既定のノードです。Maya では、オブジェクトの初期カラーや、シェーディングに関連するその他の設定の確立にこれらのノードが使用されます。以下の手順で独自に殿堂のシェーディング マテリアルを作成すると、これらのノードは、新規に作成したシェーディング ノードで置き換えられます。