熊の見た目をさらに興味深いものにするために、耳の内側に新しいファー ディスクリプションを割り当て、密度、縮れ、傾斜などのファー アトリビュートを変更します。
耳の内側のサーフェスにファー ディスクリプションを割り当てる前に、まず、リファレンス ディスプレイ レイヤをオフにして、これらのサーフェスを選択する必要があります。
リファレンス ディスプレイ レイヤをオフにするには
- を表示します。
- で、 という文字が表示されいてるボックスをクリックして、このボックスを空にします。
ディスプレイ レイヤのディスプレイ状態を変更するには、レイヤ名の隣に表示されている中央のボックスを繰り返しクリックします。ディスプレイ状態が (R)、 (T)、 (空)の順に変わります。このボックスが空の場合、ディスプレイ レイヤはリファレンス状態ではなくなるので、モデル上のサーフェスすべてを選択できるようになります。
新しいファー ディスクリプションを作成するには
- シーン ビューで、モデルから次のサーフェスを選択します。
- leftInnerEar
- rightInnerEar
- > を選択します。
選択したサーフェスに、新しい既定のファー ディスクリプションが割り当てられます。
ファー ディスクリプションの名前を変更するには
- > を選択します。
が表示され、新しいファー ディスクリプションのアトリビュートが表示されます。
- で、ファー ディスクリプションの名前を InnerEar に変更します。
ファー ディスクリプションのカラーを変更するには
- で、各アトリビュートのカラー サンプルをクリックし、 範囲を 0 から 255 に設定してから、 値を次のように入力して、InnerEar ファー ディスクリプションのとアトリビュートを変更します。
- : 106
- : 52
- : 14
- : 164
- : 119
- : 91
- 追加した InnerEar アトリビュートを変更するために、次の値を入力します。
- : 50,000
- : 0.25
- : 0.8
- : 0.2
- : 0
- : 0.1
密度 は、サーフェス上のヘアの数を表します。値が大きければ大きいほど、ファーが濃くなります。密度値を変更しても、シーン ビューのファー フィードバックは影響を受けないことに注意してください。ファー密度への変更は、レンダリング イメージにのみ表れます。
長さはファーの長さをグリッド単位で設定します。
傾斜はファーの傾き具合を設定します。値が 0 の場合は完全に直立(サーフェスに対して垂直)しており、1 の場合は水平(サーフェスに対して完全な接線方向)になっています。
ベースの幅と毛先の幅は、ヘアの根元と毛先の幅を表します。
縮れはファーの縮れ具合を設定します。値が 0 の場合は縮れが作成されず、値が 1 の場合は最大の縮れが作成されます。
InnerEar サーフェスのファー ディスクリプションが更新されます。
注:
ファー ディスクリプションのアトリビュートの中には、ファーのイメージをレンダーしたときにのみ見えるようになるものがあります。次のレッスンでは、テディ ベアのファーのイメージをレンダーします。