ちょうつがい、ボールとソケット、およびスライダ コンストレイントのタイプにはモータが含まれます。モータによって、アニメーションの他の手段を使用せずにコンストレイントを動作させることができます。モータでは、ロボットを歩かせたり、虫を這わせたりする動きなど、リジッド ボディを楽にアニメートすることができます。
この車の上の 4 つのちょうつがいコンストレイントには、車輪が回転し前進するモータが個別に配置されています。
モータにより、コンストレイントにトルク(フォース)が適用されて、コンストレイントを目的の速度で移動できます。モータは、2 つのリジッド ボディが拘束関係にあり、その両方のリジッド ボディがアクティブである場合にのみ機能します。
[モーター速度](Motor Velocity): モータで生成できる最大速度。
歩くときの足の動きのようにミラー対称を含む構造を使用している場合は、一方にマイナス値の速度を設定してモータを逆の方向に動作させます。
ボールとソケット コンストレイントを使用している場合は、[モータの軸 - X/Y/Z コンポーネント](Motor Axes - X/Y/Z Component)が、ボールとソケット コンストレイントによってリジッドボディ上のモータに適用される軸となります。モータに使用できる値は -1 から 1 の範囲です。値が 0 の場合は軸が使用されないことを意味します。