[Weight Editor]プリファレンス

 
 
 

Weight Editor のさまざまなオプションをコントロールします。

表示するには: [Ctrl]+[E]キーを押して Weight Editor を開き、[ビュー](View) [設定](Preferences)を選択します。

編集モード(Edit Mode)

ウェイト エディタのスライダに入力された値の解釈方法をコントロールします。

  • [絶対値](Absolute) 値は入力されたとおりに設定されます。これは Weight Editor のコマンド バーの[絶対値](Abs)と同等のものです。

  • [加算](Additive) 入力した値は現在の値に加減されます。たとえば -20 を入力すると、選択されているすべてのセルの値から 20 が引かれます。これは Weight Editor のコマンド バーの[加算](Add)と同等のものです。

  • [率加算](Add Percentage) 入力した値はパーセンテージで現在の値に加減されます。たとえば -20 を入力すると、選択されているすべてのセルの値からその 20% が引かれます。これは Weight Editor のコマンド バーの[率加算](Add %)と同等のものです。

選択ロック(Selection Locked)

3D ビューで別のオブジェクトが選択される際に Weight Editor が自動更新されないようにします。

これはWeight Editorのコマンドバーの[ロック]アイコンと同等のものです。

正規化(Normalize)

エンベロープ ウェイトの場合、ウェイト値の合計が常に 100% になるように自動的に調整します。たとえば、あるポイントが脛骨に対して 50%、大腿骨に対して 50% ウェイト付けされていると仮定します。[正規化]がオンの場合、脛骨のウェイトを 40% にすると、大腿骨のウェイトは自動的に 60% に変更されます。

[正規化]をオフにした方が良い場合が 2 つあります。

  • あるポイントが 3 つ以上のデフォーマに対してウェイト付けされていて、正確な数値で設定する場合。1 番目のデフォーマのウェイトを設定したら、その値が 2 番目のデフォーマのウェイトを設定するときに変更されては困ります。

  • エンベロープ エフェクトを「部分的」に設定する場合。あるポイントのウェイトが合計で 100% にならない場合、そのポイントは部分的に存在しないデフォーマに割り当てられているかのように処理されます。そのポイントの位置は、リファレンス ポーズと、既存のデフォーマによって決定される各位置を合成したものになります。

[正規化]がオンの場合に、あるウェイト値を調整すると、他の値は比例して修正されます(つまり、合計が 100 を保つようにそれぞれの値に同じ倍率が掛けられます)。特に、あるポイントでデフォーマに 0 がウェイト付けされている場合、そのウェイトは正規化によって変更されることはありません。

正規化がオフの場合でも、あるポイントのウェイト割り当ての合計は 100 を超えることはできません。

頂点カラーの場合、このオプションは、[0, 255]ではなく[0.0, 1.0]の範囲の正規化済みカラー値としてカラー値を表示します。

ウェイト マップの場合、このオプションは無効です。

このオプションは Weight Editor のコマンド バーでも使用できます。

自動表示(Auto Show)

3Dビューでエレメントを選択したとき、選択したセルのみが表示されるように、Weight Editor の表示行を自動的に更新します。これは Weight Editor のコマンド バーの[フォーカス](Focus)と同等のものです。

ゼロ セルの選択(Select Zero Cells)

3D ビューでポイントを選択するときに、Weight Editor に 0 の値のセルを自動的に選択します。Weight Editor のコマンド バーの[フィルタ](Filter)とは反対の機能です。

エフェクタとルートの表示(Display Effectors and Roots)

エンベロープ デフォーマのリストで、エフェクタおよびルートの表示をトグルします チェインの前のボーンがデフォーマとして選択されている場合、このオプションはデフォーマではないボーンにも適用できます。このオプションの適用を有効にするためには、Weight Editor を閉じて再度開く必要があります。