パーティクルの爆風を放出する

 
 
 

[爆風]コマンドを使用することにより、特定の数のフレーム上で一瞬にしていっきにパーティクルが勢いよく放出するようなパーティクル放出を作成できます。このコンパウンドは、花粉が舞い上がったり、物体が粉々になるエフェクトを作成する場合、特にインスタンス化されたジオメトリを併用する場合に便利です。

パーティクルは、定義した特定の位置、またはコントローラとして使用するヌル オブジェクトから放出されます。

パーティクルは、コントローラ オブジェクトであるヌルから反対方向に放出されます。

爆風のパーティクル放出を作成するには

  1. パーティクル エミッタにする 1 つまたは複数のオブジェクトを選択します。

    エミッタは、ジオメトリのあるオブジェクトであればどのようなタイプのオブジェクトでも構いません。たとえば、ポリゴン メッシュ、NURBS サーフェイス、カーブ、またはこれらのオブジェクト タイプを組み合わせたものにすることができます。サーフェイス タイプ オブジェクトは、爆風エフェクトを作成する場合に最適です。

  2. [ICE]ツールバーから[パーティクル](Particles) [作成](Create) [爆風](Blast)コマンドを選択します。

  3. 爆風の中心を決定するコントローラ オブジェクトとしてヌル オブジェクトを選択します。パーティクルがこのヌルから外側に向かって放出されます。

  4. 開いた[Emit Blast(爆風放出)]プロパティ エディタで、パーティクル属性を編集できます。

  5. ポイント クラウドが選択された状態で、[Alt]+[9]キーを押して ICE ツリーを開きます。

    ツールバーにある更新アイコンをクリックして、ICE Tree ビューを更新する必要がある場合があります。