Orbit Around Controller(コントローラを中心としたオービット)

 
 
 

オブジェクトを中心として、パーティクルを旋回させます。

このコンパウンドの[Execute]ポートは、[ICETree]ノードの[Port]に接続します。

詳細については、「オブジェクトの周囲を旋回(オービット)するICE パーティクル」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

タスク: [Particles]/[Motion Control]

出力ポート: [Execute]

[Input Orbit Axis]の使用(Use Input Orbit Axis)

以下で入力した[Input Orbit Axis]の値を使用するかどうかを切り替えます。

このオプションを使用するには、以下の[Select Velocity Method]オプションで[Set Velocity Using 'Orbits Per Second' Value]を選択する必要があります。

オービット軸の入力(Input Orbit Axis)

パーティクルがコントローラの周囲を旋回する中心となるグローバル XYZ 軸を指定します。

これらの設定を使用するには、上記の[Use Input Orbit Axis]オプションを有効にする必要があります。

オービット高度の設定(Set Orbit Altitude)

以下で入力した[Orbit Altitude]の値を使用するかどうかを切り替えます。

このオプションを使用するには、以下の[Select Velocity Method]オプションで[Set Velocity Using 'Orbits Per Second' Value]を選択する必要があります。

オービット高度(Orbit Altitude)

コントローラ オブジェクトを中心として旋回するパーティクルの円周のサイズを指定します。この値は、Softimage 単位で指定します。

このオプションを使用するには、上記の[Set Orbit Altitude]オプションを有効にする必要があります。

速度制御方法の選択(Select Velocity Method)

パーティクルが、オブジェクトを中心としてどのように旋回するのかを計算する場合に使用する速度の種類を次の中から選択します。

  • [現在の速度の使用](Use Current Velocity): パーティクルの現在の速度が使用されます。

このオプションを選択した場合、[Orbits Per Second]、[Orbit Altitude][Input Orbit Axis]の各値を使用することはできません。パーティクルは、グローバル Z 軸を中心にコントローラの周りを旋回します。軌道の高度は、パーティクル放出ポイントからのコントローラオブジェクトの距離によって決まります。距離が大きくなればなるほど、軌道も大きくなります。

  • [Set Velocity Using Orbits Per Second Value]: 以下で説明する[Orbits Per Second]で入力した値が使用されます。

    このオプションを選択した場合は、[Input Orbit Axis]オプションおよび[Orbit Altitude]オプションも使用できます。

1 秒あたりの旋回数(Orbits Per Second)

[Set Velocity Using Orbits Per Second Value]を選択した場合は、パーティクルがオブジェクトを中心として 1 秒あたりに旋回する回数を設定する必要があります。これにより、パーティクルの速度が変化します。

コントローラ オブジェクトの名前(Controller Object Name)

パーティクルが旋回する中心となるオブジェクトです。オブジェクトの[Output Name]出力は、このポートに接続します。