プロジェクト

 
 
 

Softimage では、常にプロジェクトの構造内で作業を行います。プロジェクトはフォルダで構成され、これらのフォルダには作成するシーンやシーンで参照するすべての外部ファイルが格納されます。1 つのプロジェクトにシーンをいくつでも格納できます。シーン ファイルは、デフォルトではプロジェクトの下の[シーン]フォルダに格納され、.scnファイル名拡張子によって識別できます。

プロジェクトは、作業内容を整理するために使用します。また、一定レベルの整合性が得られるのでワークグループでの作業が容易になります。プロジェクトは、ご使用のマシンにローカルに存在し、ネットワーク ドライブから共有できます。映画の場合なら、プロジェクトはシーンごと、またはロケーションごとに構成することになります。テレビ シリーズの場合なら、プロジェクトをエピソード、場面、またはシーケンス ディレクタ別に構成できます。

Softimage を初めて開くと、XSI_SAMPLES プロジェクトに名前の付いていないシーンが作成されます。XSI_SAMPLES は出荷時のデフォルト プロジェクトですが、Softimage 起動時のデフォルト プロジェクトをユーザが独自に設定することができます。Softimage インタフェース画面上部のタイトルバーに表示されるプロジェクト名が、現在の(アクティブな)プロジェクトです。

Softimage では、プロジェクト リストの読み込みおよび書き出しを行うこともできます。プロジェクト リストは、プロジェクトとその場所が一覧表示されているテキスト ファイルです。プロジェクト リストは自動的に読み込んだり書き出したりできるので、管理者は容易かつ自動的に新規プロジェクトを制作チームに提供できます。