カスタム コマンドを実行する

 
 
 

カスタム コマンドは次のいずれかの方法で実行できます。

カスタム コマンドを実行すると、コマンドとパラメータの値が一緒にヒストリに記録されます。

コマンドに取消し可能なアクションのみが含まれている場合(たとえば、[DeleteAll]などを含まない)、メインメニューから[Edit] [Undo]を選択してカスタムコマンドの結果を取消すことができます。

注:組み込みメニューにカスタムコマンドを追加するには、「Standard and Contextual Menus」(『SDK ガイド』)を参照してください。

カスタム ツールバーからコマンドを実行する

カスタム コマンドは、ネイティブ コマンドと同じように、カスタム ツールバーに追加できます。「ツールバーにコマンドを追加する」を参照してください。[ツールバーのカスタマイズ]ウィンドウで、[コマンド カテゴリー](Command Categories)[カスタム](Custom)を設定して、カスタム コマンドを見つけやすいようにします。

キーからのコマンドを実行する

ネイティブ コマンドと同じ方法で、キーボードのキーにカスタム コマンドを割り当てられます。この手順の詳細については、「キー割り当てを修正する」を参照してください。[キーボード マッピング]ウィンドウで、[グループ](Group)リストから[カスタムスプリクトコマンド](Custom Script Commands)を選択して、カスタム コマンドを見つけやすいようにします。

コマンドを自動実行する

カスタム コマンドまたは任意のネイティブ コマンドを、次のいずれかの方法で自動的に実行できます。

  • 3D ビューで選択を変更する。

  • フレームを変更するごとに実行する。

  • スクリプトとコマンドをイベントにバインディングし、特定のアクションやステータスで自動的に切り替える。詳細については、「カスタムイベント」(『SDK ガイド』)を参照してください。

スクリプト ファイルを自動的に実行するには、スクリプトからカスタム コマンドを作成する必要があります。

3D ビューで選択を変更したときにスクリプトを実行する

  1. メインメニューから[ファイル](File) [設定](Preferences)を選択します。

    [設定]ウィンドウが開きます。

  2. [Tools]フォルダを展開し、[選択](Selection)をクリックします。

  3. [選択変更時のコマンド](Selection Change Command)ボックスに、コマンド名とパラメータを入力します。たとえば、VBScriptの構文では次のようになります。

    	LogMessage GetValue("SelectionList")

    この設定は個人のプリファレンスに保存され、すべてのシーンで使用されます。

注:[選択変更時のコマンド]は、3D ビュー内で何かを選択した場合にのみ実行されます。Explorer または Schematic View など、その他の方法でエレメントを選択したときは実行されません。

フレームの変更時にスクリプトを実行する

現在のフレームを変更し、シーンを更新した後に、指定したスクリプトや Softimage ネイティブ コマンドを自動的に実行することができます。これにより、スクリプトを使用して「一定」のエフェクトをシミュレートできます。

  1. タイムラインの下にある再生パネルから、[再生](Playback) [再生オプション](Playback Options)を選択します。

    [再生コントロール]プロパティ エディタが開きます。

  2. [更新](Update)タブをクリックします。[On-Frame-Change スクリプト](On-Frame-Change Script Command)の[コマンド]ボックスに、コマンド名およびパラメータを入力します。この設定はシーンとともに保存されます。

重要:[On-Frame-Change スクリプト](On-Frame-Change Script Command)のコマンド設定はシーンとともに保存されます。カスタム コマンドを設定する際には、シーンを開くすべてのシステムでカスタム コマンドを使用できるようにしてください。