[linktab.ini]ファイルでは、Linux 環境と Windows 環境の間でパスが自動的に移動します。[linktab.ini]ファイルが見つかった場合は、ファイルを使用してプラットフォームを通じたシーンの互換性が保証されます。
linktab ファイルの各行には、Windows 形式のパスと Linux 形式のパスが記述されており、Softimage やテクスチャなどのリソースが両 OS のどの場所に存在するかを示しています。linktab.ini ファイルにより、オペレーティング システムを問わず、目的のファイルにアクセスできます。
次のシナリオに使用される各コンピュータで定義された[linktab.ini]ファイルが必要です。
レンダリング用のネットワークで Windows と Linux オペレーティング システムの両方を使用する場合、分散レンダリングに使用されるマスタ コンピュータと各スレーブ コンピュータには linktab ファイルが必要です。
ワークグループで Windows と Linux オペレーティング システムの両方を使用する場合、シーン ファイルを共有する必要のある各コンピュータには linktab ファイルが必要です。
パスがすべて関連していて、プロジェクト構造にだけ保存される場合は何の問題もありません。ただし、シーンが絶対パスを使用して共有ドライブ上のテクスチャ ファイル、パーティクル シミュレーション ファイル(*.ptp)、フォトン マップ、出力パスなどを参照する場合は、linktab ファイルが必要です。