Softimage の合成およびエフェクト ツールセットには、8 ビットおよび 16 ビットのラスター ペイントおよびベクトル ペイント機能を備えた 2D ペイント モジュールが含まれています。
イメージをペイントするには、Fx Tree でペイント オペレータを設定した後、Fx Viewer でイメージをペイントします。ペイント オペレータの編集時には Fx Viewer のメニュー バーにペイント メニューが表示され、そこからすべてのペイント ツールにアクセスできます。標準の合成ビューのほかにも、FX ペイント ブラシ リストや FX カラー セレクタなどのペイント専用のビューが用意されています。
ペイント オペレータは、FX オペレータと同じように使用できます。Fx Tree へのペイント オペレータの挿入、ペイント オペレータの接続、ミュート、コピーおよび貼り付けなどは、すべて同じツールとワークフローで行います。また、ペイント オペレータもその他の FX オペレータと同じようにキャッシュされます(メモリ使用量の最適化のため)。
2D ペイントが合成およびエフェクト ツールセットとワークフローに完全に統合されていれば、Fx Tree のすべてのオペレータの出力上にペイントすることができます。このため、イメージの修正、エフェクトの微調整、イメージク リップの編集、カスタム マットのペイント、ライトオン エフェクトの作成なども簡単に実行できます。また、空のペイント オペレータを使用してイメージを最初からペイントすることも可能です。