クリップをトリミングする(切り取る)

 
 
 

クリップのトリミングでは、イン ポイントとアウト ポイントを設定し、元のソースの一部のみがクリップに含まれるようにします。

以下は、クリップをトリムする別の方法です。任意の方法を使用できます。

注:コンパウンド クリップのイン フレームおよびアウト フレームを変更すると、そのフレーム内のデータに関する「ウインドウ」が変更されます。コンパウンド内のクリップまたはクリップの一部は、そのフレームが範囲外にあるため再生されません。

インタラクティブなトリミング

インタラクティブなトリミングを使用すると、[トリム](Trim)コマンドと[クリップ](Clip)コマンドを使用した通常のトリミングとは異なり、クリップの長さを増やすことができます。

カーソルを使用してインタラクティブにトリムするには

  1. アクション、シェイプ、オーディオ、またはコンパウンド クリップを選択します。
  2. クリップの左右どちらかのエッジの中央を[Alt]キーを押しながらクリックして白いボックスを表示し、左または右にドラッグします。
    注:Linux では、[Alt]キーを押しながらクリックする操作が機能しないことがあります。これは、お使いのウィンドウ マネージャでその組み合わせが別の用途に使用されているためです。その場合は、ウィンドウ マネージャで別のキーの組み合わせを使用するように修正します。詳細については、「Linux システムでの[Alt]キー」、またはお使いのウィンドウ マネージャのマニュアルを参照してください。

複数のクリップをインタラクティブにトリムするには、[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながらクリップをクリックし、[Alt]キーを押して、任意のクリップのエッジをドラッグします。

[トリム]コマンドでクリップをトリミングするには

  1. アクション、シェイプ、オーディオ、またはコンパウンド クリップを選択します。

  2. クリップをトリミングする場所に、再生カーソルを移動します。

  3. 次のいずれかの操作を実行します。

    • 再生カーソルの前後の位置でトリミングするには、クリップを選択し、ミキサのコマンド バーから[クリップ](Clip) [以前をトリム](Trim Before)(または[[]キーを押す)または[以降をトリム](Trim After)(または[]]キーを押す)を選択します。

      または

    • トリムするクリップを右クリックして、[以前をトリム](Trim Before)または[以降をトリム](After)を選択します。

    [以降をトリム](Trim After)ではカーソルから後ろがトリミングされ、[以前をトリム](Trim Before)ではカーソルから前がトリミングされます。

    [以降をトリム]コマンドを使うと、クリップの再生カーソルから後ろの位置がトリミングされます。

[クリップ イン]コマンドと[クリップ アウト]コマンドでクリップをトリミングするには

  1. クリップをトリミングする場所に、再生カーソルを移動します。

  2. クリップを選択して、ミキサのコマンド バーから[編集](Edit) [現在のフレームでクリップイン](Clip In at Current Frame)または[現在のフレームでクリップアウト](Clip Out at Current Frame)を選択して、クリップのインおよびアウト点をそれぞれ再生カーソルの位置の前または後に設定します。

[タイム コントロール]プロパティ エディタでクリップをトリミングするには

  1. クリップを右クリックして[タイム プロパティ](Time Properties)を選択するか、クリップを選択して[Ctrl]+[T]キーを押して、[タイム コントロール]プロパティ エディタを開きます。

  2. [ソース クリッピング](Source Clipping) ボックスで、[イン]をクリップで使用するソース アクションまたは音声の最初のフレームに設定し、[アウト](Out)を最後のフレームに設定します。