アクション クリップの値の変更

 
 
 

元のアクション ソースをそのままにしておく一方で、クリップの値を変更して、アクション クリップ自体に特別な変更を加えることができます。アクション クリップ内のアニメーションがファンクション カーブ、エクスプレッション、またはコンストレイントのどれをソースとして使用しているかに応じて、クリップ値の変更方法が異なります。

すべてのタイプのアニメーション データがある場合は、クリップの[Instanced Action]プロパティ エディタを使用して編集します。

注:ミキサのクリップによって操作されるオブジェクトの名前を変更する場合、クリップ内のアイテムは更新されて、新しいオブジェクト名を反映します。さらに、オブジェクトの接続マッピング テンプレートを使用せずに、ソースからインスタンスされた場合も、ソース名は更新されます(クリップの後続のインスタンス化では接続マッピングのダイアログ ボックスが表示されません)。

つまり、操作の対象が正確に表示されるため、[Instanced Action]プロパティ エディタにリスト表示されている名前を信頼でき、独自に作成したスクリプト内で使用できます。

エクスプレッションまたはコンストレイント データを変更する

エクスプレッション、またはコンストレイント データでクリップを変更するには

  1. アクション クリップを右クリックして、[クリップ プロパティ](Clip Properties)を選択します。

  2. [Instanced Action]プロパティ エディタで、[クリップ項目情報](Clip Item Information)タブをクリックします。

  3. コンストレイントまたはエクスプレッションのデータを編集するには、[クリップ エフェクト](Clip)列のアイテムを選択して、[クリップ専用データの編集](Edit Clip-Specific Data)ボタンをクリックします。

詳細については、「コンストレイントを使用してアニメートする」および「エクスプレッションによるアニメーション」(「アニメーション」)を参照してください。

アクション クリップの一部またはすべてをミュート(非アクティブ化)する

アクション クリップを変更するとき、アニメーションのすべて、または一部の一時的なミュートのみを行ないたい場合があります。そのクリップ、または一部をミュートするとき、そのアニメーションは対応するパラメータを操作しません。

ヒント:アクションのソース内のアニメーションの一部をミュートする場合は、「ソース内のアニメーションをミュート(非アクティブ化)する」を参照してください。これは、ソースを参照しているすべてのクリップのアニメーションをミュートします。

アクション クリップをミュートするには

  • クリップを選択して、[H]キーを押します。

クリップの個々のアニメーション アイテムをミュートするには

  1. クリップを右クリックして、[クリッププロパティ](Clip Properties)を選択します。

  2. [Instanced Action]プロパティ エディタで、[クリップ項目情報](Clip Item Information)タブをクリックします。

  3. 次のいずれかを実行します(前の図を参照)。

    • アニメーション アイテムの[オン](On)セルをクリックして、そのアイテムのオン/オフを切り替えます。

      または

    • [オン](On)列をクリックして、すべてのアイテムのオン/オフを切り替えます。

      または

    • アイテム番号をクリックしてアイテムを選択し([Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながらクリックして複数のアイテムを選択するか、[項目](Item)をクリックしてすべてのアイテムを選択します)、次に[アクティブのトグル](Toggle Active)ボタンをクリックして該当アイテムのオン/オフを切り替えます。