ICE コンパウンドの概要

 
 
 

コンパウンドとは、ベース ノードや別のコンパウンドなど、複数のノードから作成された ICE ノードです。

コンパウンドを使用すると、ICE ツリーを単純化して整理し、わかりやすくすることができますが、コンパウンドの最大の利点は、書き出して他のツリーやシーンで再使用したり、他のユーザと共有したりできることです。コンパウンドは ICE ノードのプリセットに代わるものです。

Softimage には、特定のタスクを実行するための数多くのコンパウンドが付属しています。これらのコンパウンドは、ユーザが独自のコンパウンドを作成するために利用できるものと同じベース ノードから作成されています。付属のコンパウンドを編集して、その動作を確認することができます。付属のコンパウンドのバリエーションを作成することも、まったく新しいエフェクトを作成することもできます。

次に、ICE コンパウンドを作成して使用する場合の基本的なワークフローを説明します。

  1. ICE ツリーの一部を選択します。

  2. 選択したサブツリーをコンパウンドに変換します。「ICE コンパウンドの作成」を参照してください。

  3. 必要に応じてコンパウンドを修正します。次のセクションを参照してください。

  4. コンパウンドを書き出します。「コンパウンドを書き出す」を参照してください。

  5. 他の ICE ツリーやシーンでコンパウンドを使用します。「ICE コンパウンドを適用する」を参照してください。

  6. 後から変更が必要になった場合は、コンパウンドを修正して再度書き出します。「コンパウンドをバージョニングする」を参照してください。