基本的にコントロールは、タイムライン上のユーザ操作とシーンの再生方法を制御するパラメータ セットです。 このパラメータ セットは、PlayControl プロパティ セットに含まれています(そのスクリプト名も PlayControl です)。 よく使用するパラメータの一部を次に挙げます。
Current: 現在のフレーム番号が格納されます(「現在のフレームを取得および変更する」を参照)。
In と Out: 最初および最後のフレーム番号が格納されます(「タイムライン上で移動する」を参照)。
Step: ビューポートでフレームを再生する間隔を設定します。 値が 2 の場合、ビューポートには再生中に 1 秒ごとのフレームのみが表示されます。
Format と Rate: PAL、NTSC、Film、および HDTV 形式のフレーム レートを制御します(「フレーム レートおよびフォーマットを制御する」を参照)。
KeepFrameTiming: F カーブ キーをフレーム数(相対値)または秒数(絶対値)のどちらで保存するかを決定します。
OnFrameChangeCommand: フレームの変更ごとに簡単な VBScript コードを実行できるようにします(「再生中の各フレーム変更におけるコマンドを実行する」を参照)。
PlayControl には、オブジェクト モデルまたは C++ API に実装されている特殊なクラスはありません。 ほとんどの関数は、スクリプト コマンドから使用できますが、オブジェクト モデルおよび C++ API からも、他の Property または Property オブジェクトと同じようにアクセスできます。これについては、「PlayControl プロパティ セットにアクセスする」で説明しています。