フォトン

カテゴリ: 処理 > レイトレース

シェーダファミリ: テクスチャ

出力: カラー

ディフューズや透明度といったサーフェイスの特性に基づくシーン上にフォトンを放出します。スペキュラカラー、屈折などのフォトンプロパティを操作できます。このツールはコースティックを作成するのに利用され、通常マテリアルノードの[Photon]入力に接続されています。

名前(Name)	シェーダの名前。任意の名前を入力するか、デフォルト名を使用します。
ディフューズ(Diffuse)	拡散反射光反射に基づくキャストフォトンのカラーを定義します。
スペキュラ(Specular)	スペキュラ反射とミラー反射に基づくキャストフォトンのカラーを定義します。
透明度(Transparency)	オブジェクトを通過するときのフォトンカラーの透明度レベルを定義します。 0 ではカラーが不透明になり、1 で透明になります。
屈折率(Index of Refraction)	マテリアルを通過するときのフォトンの曲がりをコントロールします。このパラメータは屈折率を定義しますが、これはマテリアルの構造に従って変化します (ガラスの屈折率はおよそ 1.33)。デフォルトは1で、これは空気のリフラクティブ率です。このとき光線はひずみを作らずまっすぐに透明マテリアルを通過できます。

Render Tree の使い方

このシェーダは、マテリアルノードの[Photon]入力に接続しています。このシェーダ(または[Photon]入力でのサーフェイスコネクション)がないと、コースティックやグローバルイルミネーションエフェクトはレンダリングを行いません。カラーを定義する代わりに、テクスチャを[diffuse]、[specular]、[transparency]入力と接続もできます。

カラー補正シェーダなど他のシェーダをマテリアルノードとこのシェーダの間に置くと、あらゆるフォトンエフェクトがヌルになります。このシェーダは必ずマテリアルノードに直接接続されている必要があります。