ICEの基本

 
 
 

ICE ツリーをナビゲートする

中央マウス ボタンでビューの背景をつかむことで、パン操作を行うことが可能です。ノードを中央マウス ボタンでクリックすると、従来通りブランチ選択します。

コンパウンドの編集

  • [I]キーを押して選択したコンパウンドを編集し、[U]キーを押して終了できるようになりコンパウンドの階層移動が容易になりました。さらに、コンパウンドを終了するアイコンが、上向き矢印に変更され、少し大きく押しやすくなりました。
  • ICE ツリー エディタは、コンパウンドの開始および終了時に、ビューの表示状態を記憶するため、階層を移動してもノードの表示状態が適切に再現されます。

ビューポートでのポート値の非表示

ツリー内で接続されている箇所がすぐに見つからない場合でも、ポート値を簡単に非表示にできるようになりました。ポート値の表示に関する全般的な情報については、「ポート値を表示する」を参照してください。

現在のビューですべての値を非表示にするには

現在のツリー、または現在のコンパウンドおよびそのサブコンパウンドについて表示されたすべての値を非表示にするには、次のいずれかの操作を行います。

  • [表示](Show) [すべてのポート値を非表示](Hide All Port Values)を選択します。
  • ICE ツリーの背景を右クリックし、[すべてのポート値を非表示](Hide All Port Values)を選択します。

選択したコンパウンドのすべての値を非表示にするには

選択したコンパウンドについて表示されたすべての値を非表示にするには:

  • [表示](Show) [選択したノードでポート値を非表示](Hide Port Values for Selected Node(s))を選択します。
  • ICE ツリー ビューの背景を右クリックして、[選択したノードでポート値を非表示](Hide Port Values for Selected Node(s))を選択します。

接続のポート値表示を切り替えるには

接続を中央マウス ボタンでクリックして、ポート値の表示/非表示をすばやく切り替えられるようになりました。

フレームでのアクション ソースの取得

新しい[フレームでのアクション ソースの取得](Get Action Source at Frame)ノードは、アニメーション ソースに格納された項目の特定のフレームでの値を返します。これは特に群集シミュレーションで役立ちますが、ソースに格納されたどのアニメーション データでも使用できます。「フレームでのアクション ソースの取得」を参照してください。

Build Linearly Interpolated Array(直線的に補間された配列の作成)

[直線的に補間された配列の作成](Build Linearly Interpolated Array)コンパウンドに、新しい[有効](Valid)出力ポートが追加されました。[有効](Valid)ポートは、[サイズ](Size)が 1 のときに false を返します。この場合、[結果](Result)は[開始](Start)と[終了](End)の中間になります。

その他の変更点と修正点

  • ポート値を表示するときに、ベクトルの矢印が拡大するようになりました。
  • [Comment]および[Group Comment]ノードは、ノードを選択してコピー アンド ペーストできます。
  • ポート レイアウト グループの集約または公開状態は、コンパウンドを書き出すときに保存され、新しいインスタンスを作成するときに既定で使用されます。
  • [File Path Sequence]ノードには、ファイル名とフォルダのブラウズ ボタンがあります。
  • [Lagoa 設定クロス メッシュ](Lagoa Setup Cloth Mesh)コンパウンド内の[Substeps]の既定の数は、より適切な初期結果をもたらすために 4 に増やされました。