Spawn on Collision(衝突時に発生)

このコンパウンドは、オブジェクトとの衝突時に新しいパーティクルを放出します。パーティクルは衝突の位置に放出されます。

このコンパウンドの[Execute on Collision]出力は、[Execute on Collide]ポートを持つ任意の衝突(Collision)コンパウンドに接続します([Bounce on Surface]、[Stick to Surface]、および[Slide on Surface]など)。また、衝突をトリガーとして使う状態システムを使用している場合は、[State]コンパウンドの[Execute]ポートに接続します。

詳細については、衝突時におけるパーティクルの連続発生を参照してください。

タスク: [Particles]/[Spawning]

出力ポート: [Execute_on_Collision]

有効(Enable)

このコンパウンドのオン/オフを切り替えます。

発生パラメータ

ターゲットのクラウド名(Target Cloud Name)	発生させる対象となるポイントクラウドの名前です。
ターゲットクラウドのリファレンス(Target Cloud Reference)	オリジナルのパーティクルがオブジェクトに衝突した場合に放出するパーティクルを持つポイントクラウドです。[Explorer]ボタンを使用してポイントクラウドを検索するか、テキストボックスに名前を入力します。
パーティクル数を決定する方法の選択(Select Num Particles Method)	発生するパーティクルの数を決定する方法を次の中から選択します。 [Spawn Rate Multiplied by Collision Force]: 衝突時のフォースの強さに応じて[スポーンレート]で指定した値が増加されます。 [スポーンレート]:[スポーンレート]の値がそのまま使用されます。
スポーンレート(Spawn Rate)	オブジェクトとの衝突時に作成するパーティクルの数(1 秒間あたりの発生数)を指定します。
発生済みパーティクルからの発生を有効(Enable Spawning from Spawned Particles)	発生済みパーティクルの継続的な発生のオン/オフを切り替えます。このオプションをオフにした場合、パーティクルは、放出時に 1 回だけ発生します。

Direction and Speed (方向と速度)

発生方向の選択(Select Spawn Direction)	発生するパーティクルが放出される方向を、[Direction of Original Particle]、[Opposite Direction of Original Particle]、[Direction of Surface Normal](障害物オブジェクトのサーフェイス法線の方向)、または[Opposite Direction of Surface Normal]から選択します。
開始角度(Start Angle)	[開始角度]および[終了角度]の指定により、放出ポイントを中心として、パーティクルが発生する領域を設定します。角度値を 0～360 に設定すると、1 回転分の範囲が指定されます。
終端角度(End Angle)	発生するパーティクルが放出される角度領域の終了角度を指定します。
速度の乗数(Speed Multiplier)	発生するパーティクルの速度に、乗数を加えます。パーティクルの速度は、オリジナルのパーティクルから継承されます。

初期値の設定

状態 ID(State ID)	各[State]に固有の ID を設定し、その状態になっているパーティクルを容易に識別できるようにします。2 種類の状態に同じIDが設定されている場合は、最初に[State Machine]コンパウンドに接続されている状態だけが評価されます。
初期値(Initial Value)	発生するパーティクルに対して設定するパーティクルの属性です。
初期値のリファレンス(Initial Value Reference)	ここに属性を追加することで、サイズ、質量、シェイプ、向きなど、発生するパーティクルの特性を変更することができます。このテキストボックスに属性の名前を入力するか、[Explorer]ボタンを使用して、発生するポイントクラウドの属性名を選択します。
発生時に実行 1(Execute on Spawn1)	パーティクルの発生時に、このポートに接続されているコンパウンドが、その種類にかかわらず実行されます。