ヌルの位置を使用するフォースを生成し、フォースの中心、方向、およびサイズをコントロールします。ポイントは、ゴールオブジェクトに対してパーティクルが近づいたり遠ざかったりするのと同様の方法で、このヌルに引き付けられたりヌルから跳ね返ったりします。
このフォースを使用するには、ヌルの[Out Name]出力を[Null Controller Force]コンパウンドの[Null Name]ポートに接続する必要があります。
ヌルのアイコンのシェイプを(環、矩形波、円などに)変更すると、このフォースの動作も変わります。これは、生成されるフォースの値が、ヌルの中心からそのシェイプのエッジに向けて、プロファイルカーブを使用して調節されるためです。このフォースの方向をヌルの任意のローカル軸に設定することもできます。
このコンパウンドの[フォース]出力は、[フォースの追加]コンパウンドの[フォース]ポートに接続します。
ICE でのフォースの使い方の詳細については、「ICEフォース」(「ICE の基本」)を参照してください。
タスク:[Particles]/[Forces]
出力ポート: [フォース]
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コントローラとして使用するヌルの名前です。このポートには、ヌルの[Out Name]出力を接続します。 ヌルのシェイプを変更することで、フォースの動作を変更できます。この操作を実行するには、ヌルのプロパティ エディタを開き、リストから[Primary Icon]シェイプを選択します。
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ヌルの中心からエッジにかけて、フォースをどのように減衰するかを定義するグラフです。グラフ底部の値 0 はヌルの中心を表し、値 1 はエッジを表します。
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パーティクルまたはオブジェクトに適用する、ヌルに引き付けるフォース、またはヌルから反発するフォースの強さを指定します。
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使用するフォースの方向の種類を、[Away from Null Center]または[Use Input Force Direction]から選択します。
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これらの値は、[Select Force Direction Type]でを選択した場合のみ使用します。このベクトルにより、フォースの方向として使用するヌルのローカルベクトルが定義されます。
これらの XYZ 値は、ヌル コントローラのローカル座標空間での値になります。たとえば、フォースに対して[0,1,0]という値を指定すると、ヌルの Y 軸に沿ったフォースが生成されます。つまり、ヌルを回転させることが可能で、フォースは常にヌルのローカルの
Y 軸方向を向くことになります。
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