フォースについて
 
 
 

各フォースはシーン内ではそれぞれのコントロール オブジェクトで表され、シーン内のその他のオブジェクトと同じように選択、変換、回転、スケールが可能です。たとえば、ファンの方向を変更したりアニメートできるほか、物理法則に逆らって、重力を反転してオブジェクトの方向をコントロールし、オブジェクトが下方向ではなく上方向へ移動するようにすることも可能です。

ヘア オブジェクト、リジッド ボディ オブジェクト、クロス オブジェクト、ソフト ボディ オブジェクト、ICE ポイント クラウドに対して、複数の自然のフォースを適用できます。さらに、1 つのシーン内にある複数のヘア、クロス、ソフト ボディのオブジェクトに対して同じフォースを適用することもできます。

リジッド ボディでは、フォースはシミュレーション環境に適用され、環境を作成した時点で環境内のすべてのエレメントに作用します(「シミュレーション環境」を参照)。

同様に、ヘア(「ヘアに対するフォースの設定」(「ヘア」)を参照)およびクロス(「クロスへのフォースの設定」を参照)でも、フォースごとにエフェクトをコントロールできます。

ICE ポイント クラウド(パーティクル)にフォースを適用する方法については、「ICEフォース」(「ICE の基本」)を参照してください。

次の表は、どのタイプのシミュレーションにどのタイプのフォースを適用できるかを示したものです。

 

ICE パーティクル

ヘア

リジッド ボディ

クロス

ソフト ボディ

アトラクタ(Attractor)

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ドラッグ(Drag)

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渦巻き(Eddy)

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ファン(Fan)

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重力(Gravity)

円環状(Toric)

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乱流(Turbulence)

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旋風(Vortex)

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風(Wind)

シーンでフォースを検索する

フォースとそれらが影響を与えているシミュレーションの間の接続を表示するのに役立つツールがいくつかあります。

Explorer でのフォース

フォースは Explorer で、それぞれが独自のアイコンで表示されます。

Schematic ビューでのフォース

Schematic ビューでフォースとシミュレーション オブジェクトの間のリンクを確認するには、[表示](Show) [オペレータリンク](Operator Links)を選択し、フォースを選択します。すべてのフォースは汎用フォース アイコン(F と矢印)で表されます。