| 地形
カテゴリ: テクスチャ ジェネレータ
シェーダ ファミリ: テクスチャ
出力: スカラ
座標入力に基づき、流体の波紋をシミュレートします。パラメータの機能を理解するには、リプルはエンベロープとさざ波という 2 つのウェーブで構成されることに留意してください。エンベロープはこぶのような形状であり、その下でウェーブは発生します。エンベロープがゼロでない場所にのみウェーブが存在し、振幅はその点のエンベロープの値に等しくなります。ウェーブはエンベロープ内部を移動します。したがって総合的には、エンベロープの内側の境界で発生したウェーブが、外側へ向かってエンベロープ中心点までは振幅を増しながら移動し、そこからは減衰しながら最終的に外側の境界へ達して消えるというエフェクトとなります。
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シェーダの名前。任意の名前を入力するか、デフォルト名を使用します。
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テクスチャの U、V、Z 座標を定義します。
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リプルの現在時刻をコントロールします。時刻 0 ではリプルはまだ形成されていませんが、0.1 ではリプルが形成され始めます。このとき振幅と拡散開始が考慮されます。
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エンベロープ内のウェーブの周波数を定義します。高い値に設定すると多くのウェーブが存在します。低い値に設定するとウェーブは少なくなります。
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時刻 0 におけるリプル エンベロープの振幅を定義します。
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エンベロープのスプレッド、すなわち 2 つの境界間の距離が拡大する速度を制御します。
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リプル振幅の減衰速度を制御します。高い値に設定すると液体の粘度が増し(シロップ状の液体など)、ウェーブの減衰が速くなります。低い値に設定するとウェーブはゆっくりと減衰し、粘度の低い液体(水など)をシミュレートします。減衰をなくすにはこのパラメータを
0 に設定します。
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エンベロープ中心点の速度を定義します。自然な状況では、この値は常に位相速度よりも小さくなります。
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エンベロープの下で存在しているウェーブの速度を制御します。自然な状況では、この値は常にグラウンド速度よりも大きくなります。
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ウェーブが形成される瞬間(0 以降)の、エンベロープのスプレッドを定義します。スプレッドとはエンベロープの 2 つの境界間の距離です。
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リプル原点の X、Y、または Z 座標を定義します。
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Render Tree の使い方
このシェーダを使用すると、Render Tree 内の任意の場所でテクスチャ エフェクトを持つパラメータを処理できます。このシェーダは、ミキサ シェーダでカラーやウェイト値として使用されるテクスチャを生成するほか、あらゆるサーフェイス シェーダのパラメータを処理します。
このシェーダの座標値を有効にするには、[Texture Space Controller]シェーダに接続します。