Face Robot のリップ シンクに使用するスピーチ クリップで、唇、顎、舌のチャンネルのウェイト ブレンドを調整します。
詳細については、「リップシンク アニメーションをブレンドする」(「Face Robot」)を参照してください。
[Lip Sync(リップ シンク)]ダイアログ ボックスで[リップシンクの作成](Create Lipsync)ボタンをクリックするか、リップシンクビューの[Lip Sync(リップシンク)]タブで[インスペクト](Inspect) [スピーチオプション](Speech Op)を選択します。
各タブに同じパラメータが用意されていて、それぞれが対応するコントロール(唇、顎、舌)のウェイトのブレンドを設定します。
[一般]パラメータは 3 つのタブで表示されますが、通常はスピーチ クリップのすべてのチャンネル(唇、顎、および舌)に適用されます。
ウェイト スケール係数(Weight Scale Factor) |
各チャンネル(唇、顎、舌)のウェイト。1 の値を設定すると、スピーチ アクション クリップからのリップ シンク アニメーションが 100% 適用されます。値の範囲は 0~1 です。 「唇、顎、および舌のグローバルなウェイト設定をする」(「Face Robot」)を参照してください。 |
時間オフセット(秒単位)(Time Offset (seconds)) |
チャンネルのブレンド時間をオフセットします。 たとえば、唇と顎のチャンネルのみの音声が 1/8 秒リードするように設定することができます。これにより、口形素と音声をぴったり同期させるよりも仕上がりがよくなる場合があります。または、舌のみを音声よりも 1/4 秒早く動かすことができます。 |
詳細については、「音素間でリップシンク アニメーションをブレンドする」(「Face Robot」)を参照してください。
スケール係数の保持(Preserve Scale Factor) |
唇/顎/舌チャンネルに対し、口形素のシェイプを保持します。値が 1 の場合は、ウェイトが増加されていないことを意味します。1 以上の値を指定すると、対応する音素にそのスケール係数が適用され、ブレンドに変化が確認できますが、ウェイトの増加量は周りの音素に依存します。 詳細については、「音素のブレンド時に口形素ポーズを保持する」(「Face Robot」)を参照してください。 |
減衰(Falloff) |
保持されたスケール係数の減衰値。保持された音素スケール係数がどれだけスムーズに音素にイーズインするか(また、音素からイーズアウトするか)をコントロールします。 値を 0 に設定すると、減衰が均一になります。スライダには表示されませんが、値は -1~1 の範囲で設定できます。 |
補正シェイプの影響を受けるのは口のコントロールのみであり、顎や舌は受けないため、補正シェイプのオプションは唇チャンネルだけに適用されます。
詳細については、「補正シェイプをグローバルにブレンドする」および「補正シェイプを音素ごとにブレンドする」(「Face Robot」)を参照してください。
シェイプのウェイト(Shape Weight) |
口形素ポーズに使用されているすべての補正シェイプのウェイト値。 値を 1 に設定すると、補正シェイプのウェイトが 100% 使用されます。値の範囲は 0~1 です。 |
減衰(Falloff) |
補正シェイプのウェイト値の減衰値。この値は、補正シェイプがどれだけスムーズに音素にイーズインするか(音素からイーズアウトするか)をコントロールします。 値を 0 に設定すると、減衰が均一になります。スライダには表示されませんが、値は -1~1 の範囲で設定できます。 |
チャンネル ウェイトの適用(Apply Channel Weight) |
唇チャンネルの[ウェイト スケール係数](Weight Scale Factor)オプションを次のように切り替えます。
詳細については、「モーション キャプチャ アニメーションの口形素ポーズから補正シェイプを切り離す」(「Face Robot」)を参照してください。 |