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オプション:「エイリアシング(レイトレース & スキャンラインのみ)」(「プロパティ リファレンス」)
ラスタライザでは、移動するオブジェクトが数多く存在する複雑なシーン内でモーション ブラーを高速に描画できます。ラスタライザを使用すると、レイトレース モーション ブラーのレンダリングにかかる時間よりはるかに短い時間で高品質のブラーを作成できます。この方法では、オブジェクト サーフェイスが、次第に小さくなる三角形に細分割されます。サーフェイスが細分割されると、指定したサンプル数に応じて、画面上に三角形が描画されます。
ラスタライザを使用してモーション ブラーをレンダリングするには
[1 次レイ](Primary Rays) [タイプ](Type)オプションから[ラスタライザ](Rasterizer)を選択します。
モーションのステップのサンプリング オプションを設定します。
ラスタライザは、レイトレーシング エフェクトを必要としないシーンで使用する必要があります。ただし、各シェーディング サンプルでは、反射/屈折レイをトレースすることができます。レイが照射されると、ラスタライザを使用することによって節約できた時間とメモリの大半が、BSP ツリーの計算およびオブジェクトのロードによってすぐに消費されてしまいます。
このため、レイのトレースを発生させる機能は避ける必要があります(以下の表の説明を参照)。