レイアウトとビューでは、フレームセットによりウィンドウをペインに分割し、各ペインに異なるビューを表示できます。このフレームセットは、HTML のフレームセットと似ています。フレームセットはネストできます。たとえば、ウィンドウを左右のペインに垂直分割し、次に右のペインを上、中、下の 3 つに水平分割できます。
フレームセットとペインに加え、レイアウトとビューにトレイを表示できます。トレイを使用すると、ボタンをクリックして異なるペインに切り替えることができます。詳細については、「トレイスイッチャの設定」を参照してください。
既存のフレームを水平または垂直方向に 2 分割できます。ペインの分割では、新しいフレームセットが作成されるか、既存のペインと同じ方向に分割されている場合はペインの親フレームセットが再使用されます。
フレームセットに既に子フレームセットがある場合は、フレームセットを選択して分割する方法が便利です。たとえば、ツールバーやビュー全体におよぶタイムライン用の領域を残し忘れた場合などです。
フレームセットを「ペイン、トレイ、またはフレームセットを選択する」に説明されている方法で選択します。
コマンド バーから、[選択を分割](Split Selected) [水平分割](Split Horizontally)または[選択を分割](Split Selected) [垂直分割](Split Vertically)を選択します。
レイアウトやビューの編集中、マウス ポインタをスプリッタに重ねて新しい場所にドラッグすると、スプリッタの位置を調整できます。スプリッタが表示されていない場合は、ドラッグの前に[プレビュー](Preview)がオンになっているかを確認します。
あるいは、ペインのサイズを明示的に設定することもできます。「ペイン、トレイ、およびフレームセットのサイズをコントロールする」を参照してください。
ペイン、トレイ、またはフレームセットを選択すると、選択した対象に対してサイズの設定など何らかの変更を加えられます。選択したペイン、トレイ、またはフレームセットの名前は、エディタのコマンド バーに表示されます。[プレビュー](Preview)がオフの場合、選択したペイン、トレイ、またはフレームセットは青くハイライトされ、アクティブなペインは赤くハイライトされます。アクティブなペインは、ポインタが置かれ、コンテキスト メニューのコマンドの対象になるペインです。
ペイン、トレイ、およびフレームセットのサイズをコントロールする
ペイン、トレイ、またはフレームセットのサイズを設定するには、それらを選択して、エディタのコマンド バーで[サイズ]の値を入力します。サイズは、親フレームセットが水平バーで分割されている場合には縦のサイズ、垂直バーで分割されている場合には横のサイズを意味します。
ピクセル数で絶対値を設定するには、数値を入力します。この設定方法は、ツールバーのようにサイズを変更したくないウィンドウの部分に適しています。
相対サイズを設定するには、[50%]のようにパーセンテージを入力します。ユーザがウィンドウのサイズを変更すると、ウィンドウのサイズに相対するペイン サイズが維持されます。
フレームセットに残っているすべての利用可能な空間(フリー サイズ)を使用するには、アスタリスク(*)を入力します。ウィンドウのサイズがどのように変更されても、フレームセットのすべてのペインのサイズを正しく加算させたい場合に便利です。
ビューが表示された状態での移動可能なスピリッタ バーの位置に応じて、縦横いずれかのサイズを変更できるということに注意してください。
サイズ設定に関しては、さらに以下のような注意事項があります。