レイアウトと表示は、XML ベースのフォーマットで定義されます。
Relational View を含むビューには .xsivw が使用されます。これは、レイアウトまたは別のビューにフローティングさせたり埋め込んだりすることができます。また、プロパティの規定のビューを定義し直すためにも使用できますが、ここでは構文のバージョンについては説明しません。
テキスト エディタや XML エディタでレイアウトおよびビュー ファイルを編集して、Softimage インタフェースのレイアウト エディタまたは Relational View Editor からコントロールできないオプションを設定します。この方法で、以下の機能を設定できます。
その他の例として、出荷時の既定の位置にインストールされている.xsilyファイルを確認すると、ファイルがどのようにまとめられているかが分かります。また、SDKサンプルのワークグループにはいくつかのサンプル.xsivwファイルが含まれています(「SDK のサンプル ワークグループ」を参照)。
ここでは .xsily/.xsivw フォーマットの概要を紹介しますが、 実際の例ではなく、一部のエレメントや属性はレイアウトのみ、またはビューのみに有効です。各エレメント(タグ)およびエレメントの属性については、後述します。属性はすべて文字列であり、二重引用符で囲まれます。
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?> <xsi_file type="Layout" xsi_version="7.0" syntax_version="1.1"> <relationalview clsid="{1ECE3500-ED3A-4A74-8999-0D301347AB5E}" name="Fluffy's Workspace" height="1141" width="3198" nbscreen="2"> <definition maxinstances="10000" acceptfocus="true" private="false" defaultsize="100,100,500,500" cmdmap="{00000000-0000-0000-0000-000000000000}" supportedtypes="6" category="Fluffy"> </definition> <bitmaps> <bitmap name="fluffy" path="fluffy.bmp" highlightpath="fluffy_highlight.bmp"> </bitmap> <!-- Etc., etc., etc. --> </bitmaps> <relations> <relation driver="explorer1" driven="objview1" event="selectionproc" cmd="my_selproc"> </relation> <!-- Etc., etc., etc. --> </relations> <viewdefaultpos> <view type="Animation Editor" position="113,532,1137,859"> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </viewdefaultpos> <frameset orientation="horizontal" name="Frameset1" splitter="movable" sizechild="160,*"> <frame name="explorer1" type="Explorer" primary="true" toolbar="own"> </frame> <frameset orientation="vertical" name="Frameset2" splitter="movable" sizechild="*,100"> <switcher type="tray" buttonside="bottom" active="0" orientation="horizontal" name="Tray4" buttonsize="80,30" splitter="none" sizechild="*,*,*"> <frameset orientation="vertical" name="Frameset3" bitmap="fluffy" splitter="movable" sizechild="*,50"> <frame name="objview1" type="Object View" primary="false" toolbar="own"> <properties> <displaymode>shaded</displaymode> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties> </frame> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> <frame name="rtree1" bitmap="rtree" type="Render Tree" primary="false" toolbar="own"> </frame> <!-- Etc., etc., etc. --> </switcher> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </frameset> <autohide> <section side="left" activation="10,0,50%;10,50%,100%"> <view viewsize="105,0,100%"> <frameset orientation="vertical" name="ah_frameset1" splitter="none" sizechild="30,*"> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </section> <!-- Etc., etc., etc. --> </autohide> <script language="JScript"> <![CDATA[ function RV_Init( in_rv) { AddProp("My_Custom_Property", "Scene_Root", "", "", null); } function RV_Term( in_rv) { DeleteObj("Scene_Root.My_Custom_Property"); } function my_selproc( in_list, in_driverName, in_drivenName, in_rv ) { // This example simply shows how to populate the driven pane. // It is equivalent to event="selection". in_rv.Views(in_drivenName).SetAttributeValue("targetcontent", in_list.GetAsText()); } ]]> </script> <floatingwindows> <view name="Explorer1" type="Explorer" position="128,81,500,563"> <properties> <scope>Passes</scope> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </floatingwindows> </relationalview> </xsi_file>
<xsi_file>エレメントは、レイアウトおよびビューのルート エレメントです。このエレメントは、ファイルごとに 1 つ存在します。
<xsi_file type="Layout" xsi_version="5.0" syntax_version="1.1">
子: <relationalview>(必須、1 つのみ)
レイアウトまたはビューの基本特性を定義し、すべてのコンポーネントを含みます。これは 1 つのみ必要です。
<relationalview clsid="{1ECE3500-ED3A-4A74-8999-0D301347AB5E}" name="Fluffy's Workspace" height="1141" width="3198" nbscreen="2">
親: <xsi_file>
子: <definition>(必須、ビュー用、1 つのみ)、<bitmaps>(オプション、1 つのみ)、<relations>(オプション、ビュー用、1 つのみ)、<viewdefaultpos>(オプション、レイアウト用、1 つのみ)、<frameset>(必須、<relationalview>の直属の子として 1 つのみ)、<autohide>(オプション、レイアウト用、1 つのみ)、<script>(オプション、ビュー用、1 つのみ)、<floatingwindows>(オプション、レイアウト用、1 つのみ)
Softimage のインタフェースのメニューおよびその他の場所に表示されるレイアウトやビューの名前。この名前は、OpenView コマンドなどで使用するスクリプトやプラグインに使用することもできます。既存のすべてのレイアウトおよびビューにわたって固有な名前を使用する必要があります。
ビューの既定の高さ(ピクセル単位)。ビューのレイアウトは既定のサイズと位置の値で格納することもできます(下の「<viewdefaultpos>」を参照)。その場合は、ここで設定したレイアウトの値が上書きされます。
ビューの既定の幅(ピクセル単位)。レイアウトには、ビューの既定サイズと位置の値を格納することができます(下の「<viewdefaultpos>」を参照)。その場合、レイアウトではここで設定した値が上書きされます。
<definition maxinstances="10000" acceptfocus="true" private="false" defaultsize="100,100,500,500" cmdmap="{00000000-0000-0000-0000-000000000000}" supportedtypes="6" category="Fluffy"> </definition>
この属性を「1」に設定すると、ビューは単一インスタンスのビューとして表示されます。このようなビューがレイアウトに含まれていても、別のペインで表示されるスイッチャによって非表示になっている場合は、キーを押してビューを表示します。または、スイッチャの対応するペインが有効になります。
メニューにビューを表示するか、非表示にするかを指定します。これにより、プログラムによって開いたり、別のビューやレイアウトの定義内でインスタンス化されるビューを定義することができます。ただし、メニューには表示されません。
ビュー ウィンドウの既定の位置を定義します。この属性は、コンマで区切った 4 つの整数で示す文字列に設定してください。最初の 2 つの整数は、Softimage のメイン ウィンドウの左および最上部のビュー ウィンドウのオフセットです(ピクセル単位)。残りの 2 つの整数は使用されず、<relationalview>で定義された高さと幅が使用されます。
レイアウトには、ビューの既定サイズと位置の値を格納することができます(下の「<viewdefaultpos>」を参照)。その場合、レイアウトではここで設定した値が上書きされます。
スイッチャのボタンとして使用されるビットマップのリストが含まれます。
<bitmaps> <bitmap name="fluffy" path="fluffy.bmp" highlightpath="fluffy_highlight.bmp"> </bitmap> <!-- Etc., etc., etc. --> </bitmaps>
子: <bitmap>(オプション、1 つまたは複数)
スイッチャのボタンとして使用されるビットマップを定義します。ボタンのイメージは、対応するイメージ形式で表示されます。
<bitmap name="fluffy" path="fluffy.bmp" highlightpath="fluffy_highlight.bmp"> </bitmap>
親: <bitmaps>
ビュー内の区画間の駆動するもの([ドライバ])と駆動されるもの([Driven])の関係リストを含みます。
<relations> <relation driver="explorer1" driven="objview1" event="selectionproc" cmd="my_selproc"> </relation> <!-- Etc., etc., etc. --> </relations>
子: <relation>(オプション、1 つまたは複数)
ビュー内の区画間の駆動するもの([ドライバ])と駆動されるもの([Driven])の関係を定義します。駆動する区画でエレメントを選択すると、駆動される区画も更新されます。
<relation driver="explorer1" driven="objview1" event="selectionproc" cmd="my_selproc"> </relation>
親: <relations>
event が「selection」の場合は、この属性は無視されます。
event が「selectionfilter」の場合は、この属性は使用するフィルタ名となります。[Select]パネルまたは Explorer でフィルタ メニューに表示されるフィルタを使用できます。フィルタの名前が、スペースなどの文字を含む表示用の名前ではなくスクリプト名になっていることを確認してください。
event が「selectionfunc」または「selectionproc」の場合は、この属性は実行するサブルーチン名となります。サブルーチンは<script>ブロックで定義されます。
レイアウトのフローティング ウィンドウの既定サイズおよび位置のリストを含みます。このリストにビューが表示される場合は、そのビューの .xsivw ファイルに設定されている既定値がここで設定した値に上書きされます。
このセクションは、フローティング ウィンドウを移動し、閉じ、レイアウトを保存した後に([表示](View) [レイアウト](Layouts) [レイアウトの保存](Save Layouts))、保存されます。
<viewdefaultpos> <view type="Animation Editor" position="113,532,1137,859"> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </viewdefaultpos>
子: <view>(<viewdefaultpos>の子)(オプション、1 つまたは複数)
レイアウトのフローティング ビューのサイズおよび位置を定義します。
<view type="Animation Editor" position="113,532,1137,859"> </view>
ペインを異なるビューを含むサブペインに分割する方法を定義します。フレームセットは、任意の深さにネストしてウィンドウを複雑に分割することができます。フレームセットには、1 つまたは複数の子のそれぞれをフレーム、スイッチャ、または別のフレームセットとして含めることができます。
<frameset orientation="horizontal" name="Frameset1" splitter="movable" sizechild="160,*"> <frame name="explorer1" type="Explorer" primary="true" toolbar="own"> </frame> <frameset orientation="vertical" name="Frameset2" splitter="movable" sizechild="*,100"> <switcher type="tray" buttonside="bottom" active="0" orientation="horizontal" name="Tray4"buttonsize="80,30" splitter="none" sizechild="*,*,*"> <frameset orientation="vertical" name="Frameset3" bitmap="fluffy" splitter="movable" sizechild="*,50"> <frame name="objview1" type="Object View" primary="false" toolbar="own"> <properties> <displaymode>shaded</displaymode> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties> </frame> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> <frame name="rtree1" bitmap="rtree" type="Render Tree" primary="false" toolbar="own"> </frame> <!-- Etc., etc., etc. --> </switcher> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </frameset>
適用先: レイアウトおよびビュー(少なくとも 1 つが必要)
親: <relationalview>、<frameset>、<switcher>、<view>(<section>の子)
子: <frameset>、<switcher>、<frame>(少なくとも 1 つまたは自由に組み合わせた複数)
<frameset>は<switcher>と同じ属性を共有することに注意してください。なお、スイッチャ機能固有の属性はフレームセットでは無視されます。場合によっては、Softimage インタフェースでビューやレイアウトを編集するときに、<frameset>タグにスイッチャ固有の属性が表示されますが、これらの属性は無視したり削除してもかまいません。このセクションに説明されている属性のみが<frameset>に適用されます。
フレームセットを識別する文字列。この属性はオプションです。これが存在する場合は、ビューまたはレイアウトで固有である必要があります。大文字と小文字は区別されません。フレームセットがスイッチャの子であり、表示名またはビットマップが指定されていない場合、この文字列はボタンに表示されます。また、オプションの属性が存在し、表示名は存在しない場合、この文字列は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)でも使用されます。
この属性はレイアウト内のペインにのみ適用されます。タグに表示される場合、ペインは[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも追加されます。オプションのペインが非表示になっている場合、親ペイン内の他の子のサイズを計算するため、サイズは「0」と見なされます。メニューでは、displayname が存在する場合はこの属性が使用され、存在しない場合は name が使用されます。
ビットマップ属性がない場合、文字列がスイッチャ ボタンに表示されます。これにより、ボタンに大文字/小文字の名前を表示できます。この属性もビットマップ属性も存在しない場合は、ボタンに名前属性が表示されます。また、オプションの属性が存在する場合、この値は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも表示されます。
マウス ポインタをトレイ スイッチャのボタンの上に置くと、ツールチップとして表示される文字列。この属性が定義されていない場合、ツールチップには displayname、name が順に使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子である場合にのみ効果があります。
<bitmaps>セクションに定義されているビットマップ名。これは、スイッチャ ボタンに使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子でない場合には効果がありません。この属性が存在しない場合、表示名または名前属性がスイッチャ ボタンに使用されます。
整列したサブペインのサイズ。これは、コンマで区切られた文字列で表示されます。スペースは入れません。サイズは、向きによって水平または垂直に整列します。文字列の項目数はサブペインの数を示し、子エレメントの数と同じです。文字列の各項目は次のとおりです。
整数: 絶対サイズをピクセル単位で示します。この設定方法は、ツールバーのようにサイズを変更したくないウィンドウの部分に適しています。
パーセンテージ: ユーザがウィンドウのサイズを変更すると、ウィンドウのサイズに相対比例するペイン サイズが維持されます。
アスタリスク(*): ペインは空いている残りのすべてのスペースに表示されます。ウィンドウのサイズがどのように変更されても、フレームセットのすべてのペインのサイズを正しく加算させたい場合に便利です。通常は、「*」のサイズが付いているサブペインが 1 つ存在します。
ビューが表示された状態での移動可能なスピリッタ バーの位置に応じて、縦横いずれかのサイズを変更できるということに注意してください。
サイズ設定に関しては、さらに以下のような注意事項があります。
Explorer、Animation Editor、カスタム ビューなど、ペインに表示されるビューを指定します。
<frame name="objview1" type="Object View" primary="false" toolbar="own"> <properties> <displaymode>shaded</displaymode> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties> </frame>
親: <frameset>、<switcher>、<view>(<section>の子)
子: <properties>(オプション)
フレームに含まれるビューのインスタンスを示す識別子。レイアウトまたはビュー内で固有である必要があります。大文字と小文字は区別されません。これは、関係で使用される名前であり、ビュー属性を取得または設定するために対象となるビューへのポインタを取得する SDK に使用される名前でもあります。また、表示名またはビットマップ属性が存在しない場合、スイッチャ ボタンにも使用されます。また、オプションの属性が存在し、表示名は存在しない場合、この文字列は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)でも使用されます。
この属性はレイアウト内のペインにのみ適用されます。タグに表示される場合、ペインは[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも追加されます。オプションのペインが非表示になっている場合、親ペイン内の他の子のサイズを計算するため、サイズは「0」と見なされます。メニューでは、displayname が存在する場合はこの属性が使用され、存在しない場合は name が使用されます。
ビットマップ属性がない場合、文字列がスイッチャ ボタンに表示されます。これにより、ボタンに大文字/小文字の名前を表示できます。この属性もビットマップ属性も存在しない場合は、ボタンに名前属性が表示されます。また、オプションの属性が存在する場合、この値は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも表示されます。
マウス ポインタをトレイ スイッチャのボタンの上に置くと、ツールチップとして表示される文字列。この属性が定義されていない場合、ツールチップには displayname、name が順に使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子である場合にのみ効果があります。
<bitmaps>セクションに定義されているビットマップ名。これは、スイッチャ ボタンに使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子でない場合には効果がありません。この属性が存在しない場合、表示名または名前属性がスイッチャ ボタンに使用されます。
同じファイル内に存在し、type="Timeline" を持つ<frame>の名前。設定したタイムラインで、対象となるペイン内のビューを同期および整列します。これは、Animation Mixer、Dopesheet、および Fcurve Editor で機能します。
ビュー属性とその値のリストを含みます。設定する各ビュー属性はこのエレメントの子タグとなり、値は次のようにタグのコンテンツとなります。
<properties> <attributename>value</attributename> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties>
使用できるビュー属性は、データ タイプに応じて異なります。各エレメントのコンテンツは、対応するビュー属性の有効な値となります。各種のビューの属性と値のリストについては、ビューの属性『SDK ガイド』を参照してください。
<frame name="pane5" type="Object View" primary="false" toolbar="own"> <properties> <displaymode>shaded</displaymode> <localview>true</localview> </properties> </frame>
ボタンを使用して子ペインを切り替えるペインを作成します。それぞれの子は、フレーム、フレームセット、または別のスイッチャになります。スイッチャは、任意の深さまでネストされます。
スイッチャのボタンは存在する場合にのみ表示され、存在しない場合は displayname、name が順に使用されます。マウス ポインタをボタンの上に移動すると、ツールチップが存在する場合はその説明が表示され、存在しない場合は displayname、name が順に使用されます。
<switcher type="tray" buttonside="bottom" active="0" orientation="horizontal" name="Tray4" buttonsize="80,30" splitter="none" sizechild="*,*,*"> <frameset orientation="vertical" name="Frameset3" bitmap="fluffy" splitter="movable" sizechild="*,50"> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> <frame name="rtree1" bitmap="rtree" type="Render Tree" primary="false" toolbar="own"> </frame> <!-- Etc., etc., etc. --> </switcher>
親: <frameset>、<switcher>、<view>(<section>の子)
子: <frameset>、<switcher>、<frame>
スイッチャを識別する文字列。この属性はオプションです。これが存在する場合は、ビューまたはレイアウトで固有である必要があります。大文字と小文字は区別されません。フレームセットがスイッチャの子であり、表示名またはビットマップが指定されていない場合、この文字列はボタンに表示されます。また、オプションの属性が存在し、表示名は存在しない場合、この文字列は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)でも使用されます。
この属性はレイアウト内のペインにのみ適用されます。タグに表示される場合、ペインは[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも追加されます。オプションのペインが非表示になっている場合、親ペイン内の他の子のサイズを計算するため、サイズは「0」と見なされます。メニューでは、displayname が存在する場合はこの属性が使用され、存在しない場合は name が使用されます。
ビットマップ属性がない場合、文字列がスイッチャ ボタンに表示されます。これにより、ボタンに大文字/小文字の名前を表示できます。この属性もビットマップ属性も存在しない場合は、ボタンに名前属性が表示されます。また、オプションの属性が存在する場合、この値は[表示](View) [オプションパネル](Optional Panels)にも表示されます。
マウス ポインタをトレイ スイッチャのボタンの上に置くと、ツールチップとして表示される文字列。この属性が定義されていない場合、ツールチップには displayname、name が順に使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子である場合にのみ効果があります。
<bitmaps>セクションに定義されているビットマップ名。これは、スイッチャ ボタンに使用されます。この属性は、ペインがスイッチャの子でない場合には効果がありません。この属性が存在しない場合、表示名または名前属性がスイッチャ ボタンに使用されます。
<autohide> <section side="left" activation="10,0,50%;10,50%,100%"> <view viewsize="105,0,100%"> <frameset orientation="vertical" name="ah_frameset1" splitter="none" sizechild="30,*"> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </section> <!-- Etc., etc., etc. --> </autohide>
子: <section>(最大 4 まで)
レイアウトの 4 辺のうち 1 つで有効ゾーンを定義します。
<section side="left" activation="10,0,50%;10,50%,100%"> <view viewsize="105,0,100%"> <frameset orientation="vertical" name="ah_frameset1" splitter="none" sizechild="30,*"> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </section>
親: <autohide>
レイアウトの 1 つの辺の有効ゾーン。マウス ポインタを有効ゾーン上に移動すると、ボタン自動非表示ペインが表示されます。複数の有効ゾーンが可能になります。個々の有効ゾーンは、<view>タグで定義された個別の自動非表示ペインに対応します。
この値はトリプレットのリストで示します。トリプレットはセミコロン(;)で区切られ、トリプレット内の数値はコンマで区切られます。スペースは入れません。<section>のそれぞれの子<view>には 1 つのトリプレットが含まれます。トリプレットの数値の順序は次のとおりです。
すべての数値は整数(ピクセル)またはパーセンテージで表示されます。(0, 0)はレイアウトの左上隅を示します。
2 つ以上の有効ゾーンが重なる場合は、最初に定義されたゾーンが優先されます。これは、重なる有効ゾーンが別の<section>エレメントで定義されている場合も同じです。
自動非表示ペインが表示されるときにそのサイズと位置が定義されます。親<section>エレメントの有効属性には各トリプレットに 1 つのビューが含まれています。
<view viewsize="105,0,100%"> <frameset orientation="vertical" name="ah_frameset1" splitter="none" sizechild="30,*"> <!-- Etc., etc., etc. --> </frameset> </view>
親: <section>
子: <frameset>、<frame>、<switcher>(最大 1 つの直属の子)
このエレメントのコンテンツは、<![CDATA[…]]>セクション内に含まれる必要があります。このセクションに含まれない場合は、スクリプト内の<および>といった XML マークアップ文字によりファイルが正しく解析されない場合があります。
ここには 2 つの基本のスクリプト タイプを含むことができます。
ビューが初期化および終了するときに実行される Init および term コールバック。「RV_Init および RV_Term」を参照してください。
イベントが「selectionfunc」または「selectionproc」である場合、<relation>の cmd 属性として使用できるルーチン。「selectionfunc および selectionproc」を参照してください。
グローバル コード(関数またはプロシージャ内以外のコードなど)は、ビューが開いたときに自動的に実行されることに注意してください。これはスクリプトの解析による影響です。
<script language="JScript"> <![CDATA[ function RV_Init( in_rv) { AddProp("My_Custom_Property", "Scene_Root", "", "", null); } function RV_Term( in_rv) { DeleteObj("Scene_Root.My_Custom_Property"); } function my_selproc( in_list, in_driverName, in_drivenName, in_rv ) { // This example simply shows how to populate the driven pane. // It is equivalent to event="selection". in_rv.Views(in_drivenName).SetAttributeValue("targetcontent", in_list.GetAsText()); } ]]> </script>
RV_Init および RV_Term はそれぞれ、カスタム ビューが作成されたり閉じられたりするときに実行されるコールバックです。これらのコールバックにより、開始時の設定と終了時のクリーンアップが実行されます。
RV_Init と RV_Term の完全な名前を使用する必要があります。各関数は、ポインタをビュー オブジェクトへ渡します。
selectionfunc および selectionproc
<relation>のイベント パラメータを「selectionfunc」または「selectionproc」に設定する場合、cmd パラメータを使用してルーチン名を指定し、そのルーチンを<script>ブロックに作成する必要があります。
selectionfunc を使用する場合、指定したルーチンにより、[Driven]区画に送るエレメントのコレクションを返す必要があります。この関数は、シェルフにアクティブなタブをセットするなど、オブジェクト モデルを使用してビューを変更することもできます。
selectionproc を使用する場合、指定したルーチンにより、コレクションは返されず、 オブジェクト モデルを使用して、[Driven]区画の対象となる内容をコントロールします。
どちらの場合も、ルーチンにより、駆動するペインで選択されているオブジェクトのコレクション、駆動ペインの名前、駆動されているペインの名前、およびリレーショナル ビューへのポインタが返されます。
Softimage セッションでレイアウトを最初に開いたときに自動的に開かれるフローティング ウィンドウのリストが含まれます。Softimage セッション中は、レイアウトを切り替えてもフローティング ウィンドウの状態は保持されます。
フローティング ウィンドウを開いているときにレイアウトを保存した場合([表示](View) [レイアウト](Layouts) [レイアウトの保存](Save Layouts))、このセクションが保存されます。
<floatingwindows> <view name="Explorer1" type="Explorer" position="128,81,500,563"> <!-- Etc., etc., etc. --> </view> <!-- Etc., etc., etc. --> </floatingwindows>
子: <view>(<floatingwindows>の子)(オプション、1 つまたは複数)
レイアウトを初めて開いたときに自動的に開くフローティング ウィンドウを定義します。
<view name="Explorer1" type="Explorer" position="128,81,500,563"> <properties> <scope>Passes</scope> <!-- Etc., etc., etc. --> </properties> </view>
子: <properties>