Face Robot アニメーションを高速再生キャッシュ ファイルで保存して再生し、フレーム レートの速度を上げることができます。これにより、Face Robot は非常に高速な再生レートを実現し、アニメーションの動きやタイミングをより正確に評価することができます。
高速再生では、アニメーションを最初に再生するときに、オブジェクトのジオメトリのローデータをフレームごとにキャッシュして .cache ファイルに保存します。.cache ファイルをロードおよび再生すると、ファイルのコンテンツが可能な限り高速で再生されます。
キャッシュされたフレームのほか、.cache ファイルには次のものが含まれます。
ビューポートの表示タイプ メニュー(右上隅)で[高速再生(2D, 3D ワイヤフレーム)](Fast Playback (2D|3D Wireframe))を選択します。
表示タイプ メニューの[ディスプレイオプション](Display Options)を選択して、[カメラ表示]プロパティ エディタを開きます。
[パフォーマンス]タブで、[高速再生](Fast Playback)オプションを設定します。各オプションについては、「ゴースティング」(「プロパティ リファレンス」)を参照してください。
アニメーションを再生して各フレームをキャッシュします。キャッシュにはしばらく時間がかかりますが、キャッシュ済みのファイルをロードして再生する場合は、可能な限り高速で再生されます。
[Import/Export]パネルで[Save Fast Playback Cache]を選択し、アニメーションを.cacheファイルに保存します。指定されていない場合は、このコマンドを選択すると、現在カーソルが置かれている 3D ビューか、アクティブな 3D ビューが使用されます。
Import/Exportパネルで[Load Fast Playback Cache]を選択し、既存の.cacheファイルをFace Robotにロードします。.cache ファイルをそのファイルが生成されたのと同じシーンおよび 3D ビューにロードする必要があります。
ロードした高速再生 .cache ファイルを表示するには、タイムラインの下の再生コントロールにある再生ボタンをクリックします。
Face Robot からキャッシュ ファイルをクリアするには、[読み込み/書き出し]パネルの[高速再生キャッシュのクリア](Clear Fast Playback Cache)を選択します。このコマンドでは、 .cache ファイルは削除されません。