カスタム コマンドを修正する
 
 
 

カスタム コマンドの作成後、以下のようにコマンドを修正できます。

ユーザ パスに格納されているカスタム コマンドのみが変更可能です。ワークグループ パスやファクトリ パスに格納されているコマンドは修正できません。さらに、自己インストール カスタム コマンドやアドオンに含まれるコマンドは変更できません。

コマンド定義を編集する

コマンド定義を編集すると、説明、ツールチップ、引数の既定値などのコマンドのプロパティが変更されます。この方法では、自己インストール コマンドのプロパティを変更できないので注意してください。この方法を使用する代わりに、関連スクリプトを変更する必要があります。

  1. 以下のいずれかの方法でコマンド エディタを開きます。

    • ツールバーのボタンを右クリックし、[コマンドの編集](Edit Command)を選択します。

      または

    • Plugin Manager の[ツリー]タブで、コマンドを右クリックして[プロパティ](Properties)を選択します。

  2. 詳細画面で必要に応じてオプションを変更します。利用可能なオプションの詳細については、「コマンド編集」(「プロパティ リファレンス」)を参照してください。

スクリプト実装を編集する

コマンドを実装するスクリプトを編集することによって、コマンドの動作を編集できます。

  1. Text Editor でスクリプト ファイルを開きます。

    • ツールバーにコマンドのボタンがある場合は、ボタンを右クリックして[スクリプトの編集](Edit Script)を選択するとファイルが開きます。

    • あるいは、プラグイン マネージャの[プラグイン]タブまたは[項目]タブでコマンドを検索し、項目を右クリックして[編集](Edit)を選択することもできます。

  2. 必要な変更を行い、スクリプト ファイルを保存します。

    変更したスクリプトは、次回そのコマンドが呼び出された時に実行されます。

    注:引数の追加や削除を行って関数の定義を変更した場合は、コマンド定義を編集して変更を反映する必要があります。あるいは、コマンドを削除して再度作成することもできます。

カスタムコマンドの削除

非自己インストール型コマンドを削除すると、そのコマンドは「登録解除」されます。削除したコマンドはボタンまたはスクリプト内で使用できなくなり、コマンドを使用している既存のスクリプトは失敗します。コマンドを実装しているスクリプト ファイルまたはライブラリ ファイルは、ファイル システムから削除されていません。

カスタム コマンドを削除すると、そのコマンドを呼び出していたボタンには「Command Unavailable」と表示されます。Toolbar Widgetsによるツールバーの最適化で述べたように、このボタンは削除できます。

コマンドをツールバーから直接削除するには

  • ボタンを右クリックし、[コマンド削除](Remove Command)を選択します。

    コマンドとボタンが削除されます。

コマンドを[Customize Toolbar]ダイアログ ボックスを使用して削除するには

[Customize Toolbar]ダイアログ ボックスを使用すると、コマンドに関連付けられたボタンがあるかどうかに関係なく、コマンドを削除できます。

  1. 次のいずれかの方法で[Customize Toolbar]ダイアログ ボックスを表示します。

    • カスタム ツールバーの何もないところを右クリックして、[ツールバーのカスタマイズ](Customize)を選択します。

      または

    • メイン メニューから[表示](View) [ツールバーのカスタマイズ](Custom Toolbar) [カスタマイズ](Customize)を選択します。

  2. [グループ](Command Categories)一覧から[カスタム スクリプト コマンド](Custom)を選択します。

  3. [利用可能コマンド](Available Commands)一覧から、削除するコマンドを選択します。

  4. [削除](Remove Command)ボタンをクリックします。