Mudbox での接線空間ベクトルの計算は次のとおりです。
- 各フェースの頂点の接線ベクトルおよび従法線ベクトルごとに計算します。
- フェース内の頂点 A ごと(2 つの隣接する頂点が B と C であると仮定)
- A.tangent = (B.pos-A.pos) * (B.tc.u-A.tc.u) + (C.pos-A.pos) * (C.tc.u-A.tc.u)
- A.binormal = (B.pos-A.pos) * (B.tc.v-A.tc.v) + (C.pos-A.pos) * (C.tc.v-A.tc.v)
- 共通する頂点の値をスムーズ化します。各頂点は、次のようにして[Index Source]コンボ ボックスの選択内容に基づいて[Tangent Normal Binormal]インデックスを取得します。
- : 頂点の位置インデックスが使用されます。3D の位置が共通するこれらの頂点は、同じ接線空間を使用します。
- : 頂点の位置インデックスが使用されます。3D の位置が共通するこれらの頂点は、同じ接線空間を使用します。
- : すべての頂点に対して異なるインデックスを使用し、すべての頂点が個別の接線空間を持つようにします。
注:
インデックスが同じ頂点は同じベクトルを使用するため、それぞれの接線の従法線ベクトルと法線ベクトルが一緒に追加されて平均化されます。
- テクスチャ抽出ウィンドウで選択された対応するオプションに基づいて直交化します。
- 外積を計算します。ユーザ インタフェースでこのためのオプションを選択した場合、前回計算されたベクトルは他の 2 つのベクトルの外積に置き換えられます。
- [接線を従法線に切り替え]オプションを選択した場合は、接線を従法線と切り替えます。
- ユーザ インタフェースの反転部分でマークされたベクトルを反転します。