プロパティ リファレンスを作成する

 
 
 

プロパティ リファレンスは、Property Reference ペインまたは Viewer ウィンドウを使用して作成します。

注:プロパティとプロパティ リファレンスは、継承されたネームスペースを考慮します。

次の手順では、ヌルとライトを例として使用します。

Property References タブを使用してプロパティ リファレンスを作成するには:

  1. Asset ブラウザから Viewer ウィンドウに Null (ヌル)と Light (ライト)をドラッグし、両方の要素を選択します。
  2. Properties ウィンドウで Editor をクリックします。

    Properties ウィンドウ A. Editor ボタン

  3. Property Editor ウィンドウで Property References タブを選択します。

    選択したヌルとライトのプロパティが Source Properties 領域に表示され、Null と Light が Destination 領域に表示されます。

    Property Editor A. Property References ペイン B. Null と Light のプロパティが Source Properties 領域に表示される C. Null と Light が Destination 領域に表示される

  4. Source Area で Light Settings フォルダを展開し、Cone Angle プロパティを選択し、Destination 領域でヌルを選択します。

    Property References ペイン A. Light の Cone Angle プロパティを選択します。B. Null を選択します。C. Add ボタンをクリックします。

  5. Add をクリックします。Property References フォルダが表示され、新しいプロパティ リファレンスが含まれています。

    Property References ペイン A. Light.Cone angle プロパティ リファレンスが Null に追加されている

    プロパティ リファレンスは青色で表示されます。既定では、プロパティ リファレンスの名前は「x.y」です。x はソース オブジェクトの名前で、y はプロパティの名前です。この状況では、プロパティ リファレンスは Light.Cone angle と呼ばれます。

Viewer ウィンドウを使用してプロパティ リファレンスを作成するには

  1. Asset ブラウザで Null (ヌル)と Light (ライト)を Viewer ウィンドウにドラッグし、ライトを選択して Properties ウィンドウにそのプロパティを表示します。
  2. Properties ウィンドウから Cone angle プロパティをドラッグして Null にドロップします。

    Scene ブラウザまたは Properties ウィンドウで、プロパティを Viewer ウィンドウの Null にドロップしてもよいでしょう。

    プロパティ リファレンスの作成 A. Viewer ウィンドウで Light を選択 B. ライトの Cone angle プロパティを、ヌルなどの別のオブジェクトにドラッグ C. Create Property References を選択

  3. 表示されるメニューから Create Property Reference を選択します。

    ヌルを選択すると、ドラッグしたプロパティが Properties ウィンドウに表示されます。ただし、Cone アングルが Light のプロパティで、ヌルのプロパティではないことを示すために、リファレンス プロパティにオブジェクトの名前が表示されます。この例では、ヌルが選択されているときに Cone angle プロパティに「Light.Cone angle」と表示されます。

    Properties ウィンドウ A. ヌルが選択されているときに、ライトの Cone angle プロパティにヌルのプロパティが表示される

    再び Light を選択しても、その Cone angle プロパティは Properties ウィンドウに表示されたままです。参照されるプロパティは、オブジェクトに対するショートカットまたはエイリアスのように機能します。