Serial Ports プリファレンス

 
 
 

Serial Ports ウィンドウを使用して、物理的にデバイスを MotionBuilder に接続するシリアル ポートとリモート ポートを表示したり設定したりすることができます。

Devices Serial Ports プリファレンスにアクセスするには:

  1. MotionBuilder メニュー バーから Settings > Preferences を選択します。
  2. Preferences ウィンドウで、Devices プリファレンス オプションをクリックします。

    Devices プリファレンス設定が表示されます。

  3. Serial Ports オプションをクリックします。

    Serial Ports プリファレンス設定が表示されます。

    Serial Ports プリファレンス

次の表では、Serial Ports ウィンドウの Local Ports 領域と Remote Ports 領域の各種設定について説明します。

Local Ports 設定は、コンピュータに直接接続されているポート(Com1、Com2、Lpt1 など)のプリファレンスを変更できます。

Local Ports 設定 説明
Baud Rate メニュー Com1 や Com2 ポートなどを使用してコンピュータに直接接続されたデバイスのボー レートを設定するには、Baud Rate プルダウン メニューを使用します。既定のボーレートは 9600 です。
Hardware FC オプション Hardware FC をオンにすると、コンピュータ上の Hardware Full Control が使用できるようになります。基本的なシリアル ポートには、グラウンド、入力、データの入出力(データ受信とデータ送信、記号は RxD TxD GND)接続があります。より高速で信頼性の高い通信を行う場合、このデバイスを使用すると、特殊な通信プロトコルでデバイス間のデータ フローを制御できます。これをデバイス固有モード(device-specific mode)といいます。ハードウェア デバイスに同梱されているマニュアルを参照し、デバイスがこのモードをサポートしていることを確認してからオンにしてください。
In Use オプション In Use オプションをオンにすると、ローカル ポートがアクティブになります。
RS Type メニュー シリアル ポートの接続に使用しているシリアル線規格を選択します。既定の RS タイプは RS-232 です。

Remote Ports 設定を使用すると、シリアル ポートを接続してポートを増設し、増設したポートに入出力デバイス(Lantronix Ethernet Terminal Server など)を接続できます。

注: コンピュータに接続された各シリアル デバイスには固有の IP アドレスがあり、各ポートには固有のポート番号が付いています。これは、多数のポート番号が同一の IP アドレスを共有できるということを意味します。
Remote Ports 設定 説明
IP Address コンピュータに接続されたリモート ターミナルまたはターミナル サーバの IP アドレスを入力します。IP Address フィールドをダブルクリックして、該当するターミナルまたはターミナル サーバの IP アドレスを入力します。
Port Number 各リモート ポートのポート番号が表示されます。この列の数字は既定で設定されます。変更が必要になるのは、指定されたポート番号が不正または使用中の場合に限られます。たとえば、Port Number がポート 3001 に設定されているのに、使用するデバイスがポート 4001 に接続されている場合は、Port Number フィールドを 4001 に変更する必要があります。Port Number フィールドをダブルクリックして、リモート ポート番号を設定します。
In Use デバイスがリモート ポートに接続され、IP アドレスとポート番号のどちらも正しい場合、MotionBuilder は In Use 列をオンにして、ポートがデバイスによって使用中であることを示します。In Use オプションをオンにすると、ポートが使用中であることを示すことができます。IP アドレスとポートを指定しても In Use がオンにならない場合は、IP アドレスまたはポート番号が間違っています。