Viewer ウィンドウを通して 3D シーンを見るとき、カメラ ビューでシーンを見ることになります。カメラはユーザの視点を表し、MotionBuilder の 3D世界の中で、オブジェクトの見え方を枠の中に収めます。Viewer ウィンドウに映っているシーンを説明する場合、実際には Viewer ウィンドウのカレントのカメラ ビューについて話しています。
カメラ アセットを Viewer ウィンドウにドラッグすると、カメラを無制限に追加することができます。これらのカスタム カメラは操作、コンストレイン、およびアニメートできます。カスタム カメラでは、実際のカメラやフィルムを模倣するように設定できます。カスタム カメラをシーンに追加すると、カスタム カメラは、Cameras フォルダの Camera Switcher (カメラ スイッチャ)の下に一覧表示されます。
Scene Browser A. カスタム カメラ
カスタム カメラは Viewer ウィンドウに白いワイヤフレーム ムービー カメラとして表示されます。シーンは、移動、回転、スケーリング、およびアニメート可能なカメラを通じて表示されます。
カメラ ビュー A. Producer Perspective を通して見たカスタム カメラ B. カスタム カメラ ビュー
上の図のようなビューのモードでは、端に「+」（十字）記号が付いた点線がカメラから出ているのが見えます。この「+」(十字)記号はカメラの注視点または焦点で、点線はカメラ ビューのパスを示します。
カメラの注視点のアニメート、または注視点をアニメーション オブジェクトにコンストレインしての追従カメラの作成も可能です。また、カメラ スイッチャを使って複数のカスタム カメラを通してビューを表示させることもできます。
アクションが、カメラ スイッチャを使って複数のカメラを通して撮影されるシーンを作成することができます。カメラ スイッチャの詳細については、「Camera switcher」を参照してください。
