プラグインは、Maya の機能を拡張するための追加のソフトウェア モジュールです。たとえば、各種ファイル フォーマットの読み込みと書き出しに使用するファイル トランスレータは、プラグイン機能です。専用のプラグインを作成または購入すると、特定のジョブに合わせて
Maya をカスタマイズすることができます。
プラグインによって、次の機能を追加することができます。
- 新しいファイル フォーマットのためのファイル トランスレータ機能
- 新しいツール、メニュー項目および MEL コマンド
- 新しいオブジェクト タイプ(ノード)
- 新しいデバイスに対応したドライバ
プラグインをロード/アンロードするには
- ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プラグイン マネージャ(Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager)を選択します。
- 次のいずれかを実行します。
- プラグインの横にあるフィールドをチェックすると、プラグインがロードされます。
- プラグインの横にあるフィールドをチェックすると、Maya の起動時に常にプラグインがロードされるようになります。
- プラグインの横にある アイコンをクリックすると、ウィンドウが表示されます。バージョン番号や、そのプラグインで Maya に追加される MEL コマンドなど、プラグインについての追加情報が表示されます。
注:コンパイルに使用された API のバージョンよりも Maya のバージョンが古い場合は、そのプラグインをロードすることはできません。たとえば、Maya 6 API でコンパイルされたプラグインを Maya 5 で使用することはできません。の番号は、ウィンドウで確認することができます。
Maya に付属のプラグインの詳細については、Maya に同梱されるプラグインのリストを参照してください。
現在のシーンで使用されているプラグインを Maya に強制的にアンロードさせるには
現在のシーンで機能を提供しているプラグインをアンロードしようとすると(たとえば、プラグインが提供するノード タイプがシーンに含まれている場合)、Maya は警告を発し、プラグインを強制的に除去する機会を与えます。
プラグインを強制的にアンロードすることを選択すると、Maya はシーンにプラグインが提供するノードがあれば、それを「Unknown」ノード タイプに変換します。たとえプラグインをリロードしても、ノードは Unknown のままです。