 
 
         
         Maya のインタフェースに新しい要素を追加した後、ツールクリップを作成してカスタムの学習コンテンツを提供することができます。 
         
          Maya のインタフェース内の項目上にカーソルを合わせると、ツールクリップは項目を識別するためのキー名を探します。Maya に付属するツールクリップは、インタフェース項目の階層名の最後の要素をキー名として使用します。独自のカスタム ツールクリップを作成するときは、インタフェース項目の名前をキー名として使用する必要があります。ToolClips.xml ファイルの <key> アトリビュートにキー名を割り当てると、ツールクリップにインタフェース項目をリンクをリンクすることができます(「ツールクリップ XML ファイルのパーツ」を参照)。 
         
         ツールクリップを作成するには
         
         
            - 新しいインタフェース項目に一意の名前を割り当てます。 
               注:名前の末尾に数値のインデックス値を含めることはできません(例: myButton1、myButton2)。 
                   
- builtin.toolclips¥Control ディレクトリの ToolClips.xml ファイルを user.toolclips¥Control ディレクトリにコピーします。「ツールクリップのフォルダ」を参照してください。 
               builtin.toolclips ディレクトリで行う編集はソフトウェア パッチとアップグレードによって上書きされるため、XML ファイルを user.toolclips ディレクトリにコピーする必要があります。 
                
- 任意のテキスト エディタまたは XML エディタで、コピーした ToolClips.xml ファイルを開きます。 
               注:2 バイト エンコーディングの文字を追加する予定がある場合は、UTF-8 フォーマットをサポートしているエディタを使用することをお勧めします。この指定されたエンコーディングでファイルが保存されることを確認してください。 
                   
- 新しい <toolclip> 要素をファイルに追加します。 
               一意の各ツールクリップは <toolclip> 要素に囲まれています。Maya のインタフェースに表示されるツールクリップは、すべて ToolClips.xml ファイルにあります。 
                
- ツールクリップのコンテンツを追加します。ツールクリップ データのフォーマットの詳細については、「ツールクリップ XML ファイルのパーツ」を参照してください。 
            
- インタフェース項目のキー名が <key> アトリビュートに割り当てられていることを確認します。 
            
- XML ファイルを保存します。 
- XML ファイルに指定された新しいリソースを user.toolclips¥Resources ディレクトリに追加します。 
            
- Maya を起動し、ツールクリップを表示します。