既定では、Maya に付属しているツールクリップは builtin.toolclips フォルダにあります。カスタム ツールクリップのコンテンツは user.toolclips フォルダに追加する必要があります。
builtin.toolclips
builtin.toolclips フォルダには次の場所からアクセスできます。
- Windows: C:¥Program Files¥Autodesk¥Maya<バージョン>¥resources¥builtin.toolclips
- Mac OS X: /Applications/Autodesk/maya<バージョン>/Maya.app/Contents/Resources/builtin.toolclips
- Linux: /usr/autodesk/maya<バージョン>-x64/resources/builtin.toolclips
ローカライズ バージョンの Maya の builtin.toolclips フォルダには次の場所からアクセスできます。
- Windows: C:¥Program Files¥Autodesk¥Maya<バージョン>¥resources¥l10n¥<言語>¥builtin.toolclips
- Mac OS X: /Applications/Autodesk/maya<バージョン>/Maya.app/Contents/Resources/<言語>/builtin.toolclips
次のサブフォルダには Maya に付属しているツールクリップのコンテンツが含まれています。
サブフォルダ |
修正される問題 |
コントロール(Control)
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既定の ToolClips.xml ファイルが含まれています。このファイルは、ツールのタイトル、ツールの概要、キーボード ショートカット、ムービー、イメージ、ヘルプ リンクなどの、ツールクリップ ウィンドウに表示されるコンテンツを指定します。
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Resources
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ToolClips.xml ファイルで指定されたムービー ファイルとイメージ ファイルが含まれています。ムービーは WebM フォーマット、イメージは PNG または JPEG フォーマットである必要があります。
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ui
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ツールクリップ ウィンドウで使用されるアイコンなどのリソースが含まれています。このサブフォルダにはウィンドウのフォーマットとレイアウトを定義する QML フォーマットのファイルも含まれています。
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注:builtin.toolclips 内の XML ファイルとサブフォルダは変更しないでください。ツールクリップの動作に悪影響を与える可能性があります。
user.toolclips
user.toolclips フォルダには次の場所からアクセスできます。
- Windows: ¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥maya¥<バージョン>-x64¥en_US¥user.toolclips
- Mac OS X: /Users/<ユーザ名>/Library/Preferences/Autodesk/maya/<バージョン>-x64/user.toolclips
- Linux: /home/mayadev/maya/<バージョン>-x64/user.toolclips
インストール時に次のサブフォルダが自動的に作成されます。
サブフォルダ |
修正される問題 |
コントロール(Control)
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ToolClips.xml ファイルをこのフォルダに置きます。
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Resources
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カスタム ツールクリップのコンテンツ(ムービー、イメージ)をこのフォルダに置きます。
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注:user.toolclips フォルダに置かれたツールクリップのコンテンツは、新しいバージョンの Maya に自動的にはコピーされません。カスタム コンテンツを新しいバージョンにコピーするか、MAYA_TOOLCLIPS_PATH 変数を使用してカスタム コンテンツのある場所のパスを指定することができます。「
MAYA_TOOLCLIPS_PATH」を参照してください。
カスタム フォルダ
ツールクリップのコンテンツ用にカスタム フォルダを作成して、他のユーザと共有することができます。カスタム フォルダを作成する場合は、次の点に注意してください。
- カスタム フォルダ名に拡張子 .toolclips を使用する必要があります。
- カスタム フォルダにサブフォルダ Control および Resources が含まれている必要があります。
- Maya でツールクリップを表示するには、MAYA_TOOLCLIPS_PATH 変数を設定してカスタム ディレクトリ パスを指定します。