メッシュ、メッシュ上の UV、メッシュに関連付けられているマテリアルなどのさまざまなデータを Maya と Mudbox の間で送信できます。Mudbox でオブジェクトにレイヤを追加またはスカルプトした場合、Mudbox のメニューにある コマンドを使用して Maya に戻すことができます。
注:は、一致したバージョンの Maya と Mudbox がある場合に限り、Maya のメニューで使用できます(Maya 2014 と Mudbox 2014 は対応するバージョンです)。
Maya から Mudbox にオブジェクトを送信するには
- Maya で、送信するオブジェクトを選択します。
注:Maya から Mudbox に送信できるのは、ポリゴン プリミティブだけです。
- > (File > Send to Mudbox)を選択し、次のオプションのいずれかを選択します。
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Mudbox で新規シーンを開き、Maya から選択したオブジェクトを送信します。
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Mudbox が実行されている場合のみ使用できます。Maya で現在選択している項目を送信することで Mudbox シーンを更新します。オブジェクトを選択せずにこれを選択すると、以前送信したのと同じ選択項目が送信されます。
注:Maya のステータス バーでボタンをクリックしても、現在のシーンを更新することができます。
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Mudbox が実行されている場合のみ使用できます。Mudbox に現在の選択項目を送信します。選択したオブジェクトがすでに送信されている場合、そのオブジェクトは Mudbox シーンで複製されます。
Maya のインタフェースの下部に接続インジケータが表示されます。
注:送信操作中にオブジェクトの適合性に関する問題が生じた場合は、エラー メッセージが表示され、不適合オブジェクトのリストが表示されます。このメッセージは、Mudbox のログ ウィンドウにも表示されます。
Maya によってオブジェクトが Mudbox に送信され、新しいオブジェクトに追加されるテクスチャが自動的に割り当てられます。シーンを更新する場合は、テクスチャを手動で追加する必要があります。
更新済みのシーンにテクスチャを追加するには
- テクスチャを追加するオブジェクトを選択します。
- モデルを右クリックしてを選択します。
トラブルシューティング
Mudbox が Maya から送信されたメッシュでの問題を検出することがあります。メッシュを送信するときに、次のいずれかの警告が表示されることがあります。
いずれの問題も、Maya で修正できます。
の問題を修正するには
注: これは、球面オブジェクトに関係すいることの多い問題です。
- Maya でオブジェクトを選択します。
- ()を開き、ポリゴン オブジェクトのヒストリ(History)タブを選択します。
- との値を 1.5 に変更します。
の問題を修正するには
- UV テクスチャ エディタ(UV Texture Editor)()を開き、を選択します。
- オブジェクトを小さくし、UV シェル境界に接触しないようにします。
注:Mudbox では、同じメッシュで複数のマテリアルがサポートされません。複数のマテリアルを含むメッシュを Maya から Mudbox に送信しても、Mudbox に表示されるのはメッシュの最初のフェース(ID 0)に適用されるマテリアルだけです。