ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

ikSystem( [object] , [allowRotation=boolean], [autoPriority=boolean], [autoPriorityMC=boolean], [autoPrioritySC=boolean], [list=[int, int]], [snap=boolean], [solve=boolean], [solverTypes=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

ikSystem は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

ikSystem コマンドは、ハンドル用のグローバル スナップ フラグや、ソルバ用のグローバル ソルバ フラグの設定に使用されます。編集と照会機能には、標準の編集(-e)と照会(-q)フラグが使用されます。

戻り値

string

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

connectJoint, ikHandle, ikHandleDisplayScale, ikSolver, ikSystemInfo, insertJoint, joint, jointCluster, jointDisplayScale, jointLattice, mirrorJoint, removeJoint

フラグ

allowRotation, autoPriority, autoPriorityMC, autoPrioritySC, list, snap, solve, solverTypes
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
snap(sn) boolean queryedit
グローバル スナップを設定します
solve(sol) boolean queryedit
グローバル ソルバを設定します
list(ls) [int, int] queryedit
照会モードではソルバの実行順序を返し(文字列のリスト)、編集モードでは実行順序を変更します(変更前の位置を示す整数、変更後の位置を示す整数)。
solverTypes(st) boolean query
有効な solverTypes のリストが返されます(照会モード専用)。
autoPriority(ap) boolean edit
すべての ikHandle に対して、優先順位の自動設定が設定されます。
autoPrioritySC(aps) boolean edit
すべての singleChain ハンドルに対して、優先順位の自動設定が設定されます。
autoPriorityMC(apm) boolean edit
すべての multiChain ハンドルに対して、優先順位の自動設定が設定されます。
allowRotation(ar) boolean queryedit
true を設定し、移動に設定されたキーで IK ハンドルの回転を許可します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Prints out the solver execution order
#
cmds.ikSystem( q=True, ls=True )

# Moves solver on position 2 to position 1 in
# the execution order list ( zero based index )
#
cmds.ikSystem( e=True, ls=(1, 0) )