ウェイトを読み込む

キャラクタを別のシーンへ読み込み

ウェイト マップを別のシーンのスムーズ スキンしたサーフェスに読み込んで、そのスキンを 1 番目のサーフェスと同様に変形させることができます。2 番目のシーン内にあるサーフェスは、UV 方向がオリジナルのサーフェスと同じでなければなりませんが、以下の点はオリジナルのサーフェスと異なっていても構いません。

• スケールは異なっていても構いません。ただし、デフォメーションが大きい領域(通常はジョイントの周囲)ではオリジナルと同様の比率でなければなりません。
• スパンとセクションの数は異なっていても構いません。
• ワールド空間の位置は異なっていても構いません。

  たとえば、スムーズ スキン ウェイト マップを左側のキャラクタから右側の小柄な妊婦姿のキャラクタに書き出すと、スキンはどちらのキャラクタでも同じように変形します。 そのため、妊婦姿のキャラクタのウェイト値をペイントする時間を節約できます。

  

オリジナルのキャラクタに再読み込む

マップを元のサーフェスに再び読み込むこともできます。次の例で、この機能の便利さを紹介します。

• サーフェスのスキン ウェイトにはだいたい満足できたが、さらに見栄えを良くするためにいろいろなウェイトを試してみたい場合は、マップを書き出して予備のバージョンを作成することができます。
• サーフェスにインフルエンス オブジェクトを適用すると、インフルエンス オブジェクトの領域内にあるスムーズ スキン ウェイト値が変更され、望ましくない結果になる場合があります。このような状況を避けるには、マップを書き出してインフルエンス オブジェクトを追加し、再びマップをサーフェスに読み込んでからインフルエンス オブジェクト近辺のウェイトをペイントします。これで、ウェイトが意図しないのに自動的に変更されるのを防ぐことができます。

関連項目

• ウェイトを書き出す