ソフト修正ツールは、ちょうど彫刻家がモデリング用粘土を押したり引いたりして形を変えるように 3D ジオメトリを操作することができる、調整可能な減衰アトリビュートを備えたデフォーマです。カラー フィードバックにより、コンポーネントやサーフェスに対するデフォーマの影響する範囲を確認することができます。
既定では、変形量は押し込みと引き出しのセンターで最も多く、センターから離れるに従ってしだいに減衰します。ただし、変形の減衰をコントロールして、さまざまな種類の変形効果を作成することができます。
ソフト修正を使用してオブジェクトやコンポーネントを変形するには
ソフト修正ツール(Soft Modification Tool)でオプションを設定すると、現在選択されているソフト修正ではなく次に実行するソフト修正に作用します。オプションはツールの使用前に設定しておくことをお勧めします。現在選択されているソフト修正のオプションを編集するには、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でsoftMod ノードを調整することができます。
カラー フィードバック(Color Feedback)がオンになっていると、ソフト修正(Soft Modification)デフォーマの影響を受ける領域を確認することができます。
ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス > 設定 > 選択項目 > クリック & ドラッグで選択(Window > Settings/Preferences > Preferences > Settings > Selection > Click Drag Select)をオンにすると、ソフト修正ツール(Soft Modification Tool)を選択して、オブジェクトにクリック & ドラッグするだけで修正できるようになります。これにより、あるオブジェクト上に複数の修正をすばやく実行できます。詳細については、例 2: ヒストリのないソフト修正を参照してください。