レンダー > Backburner ジョブの作成(Render > Create Backburner Job)

 
 
 

Autodesk Backburner を使用してレンダー ジョブとレンダー ノードを管理するには、このオプションを選択します。

Backburner は、1 つのジョブを 1 フレームの長さのタスクにまで再分割できます。1 フレームを複数のタスクに再分割することはできません。したがって、この機能はアニメーション シーンにのみ使用でき、静止画には使用できません。各タスクには少なくとも 1 フレームの長さが必要です。

Backburner の詳細については、『Backburner User Guide』を参照してください(このファイルは約 2MB のサイズです)。

注:

Backburner にジョブを送信するには、ネットワーク上でアクセス可能な場所にプロジェクトを設定する必要があります。シーン ファイルもネットワーク上でアクセスできる必要があります(たとえば C:¥MyDocuments のような指定は不可)。

次のオプションが表示されます。

ジョブ設定(Job Settings)

次のアトリビュートがシーンに保存されます。設定を保存すると、シーンを再び開くと別のマシンであっても自動的に設定がロードされます。

次のアトリビュートを使用して、ジョブ名、タスクへの分割方法、別のレンダー ノードへの送信方法などのジョブに関するオプションを設定します。これらの設定は cmdJob ユーティリティ、各レンダー ノードのコマンド ライン レンダラの順に送られます。

注:

プロジェクトの ..¥images ディレクトリ(レンダー イメージを保存)は、ネットワークを介して書き込みできる必要があります。

ジョブ名(Job Name)

cmdJob ユーティリティに送信するジョブ名を指定します。

説明(Description)

ジョブの説明を記載します。この情報は Backburner モニタに表示されます。

優先順位(Priority)

ジョブの優先順位を設定します。既定値は 50 です。その他の値は 0 (重大)または100 (保留)です。

開始フレーム(Start Frame)

ジョブの開始フレームを指定します。

注:

開始フレーム(Start Frame)終了フレーム(End Frame)タスク サイズ(Task Size)アトリビュートを使用して cmdJob ユーティリティのタスク リストを自動生成し、ジョブをタスクに分割する方法を指定します。

終了フレーム(End Frame)

ジョブの終了フレームを指定します。

タスク サイズ(Task Size)

タスク当たりのフレーム数を指定します。

レンダラ(Renderer)

シーンのレンダー設定(Render Settings)で指定したレンダラを使用するには、シーン ファイルから(from the Scene File)を選択します。

シーンのレンダー設定(Render Settings)で指定されたレンダラをオーバーライドするには、別のオプションを選択します。

追加オプション(Additional Options)

コマンド ライン レンダラに追加フラグを指定します。この設定は、Render -r <renderer name> <options> <filename> と同じです。詳細については、コマンド ライン レンダラの概要を参照してください。

注:

シーン更新後、Backburner に書き出す前にシーンを保存する必要があります。未保存の変更はすべて無視されます。

Backburner オプション(Backburner Options)

次のオプションは、開いたシーンに関係なくマシンに保存されます。これらのオプションは Backburner に送信されます。

マネージャ名(Manager Name)

マネージャの名前を設定します。既定値は自動検索です。

注:

このフィールドは入力が必要です。

ポート(Port)

ジョブを送信する Backburner ポート番号。既定のポートを使用する場合は、0 を入力します。

サーバ リスト(Server List)

このジョブの処理を担当するサーバのリスト。リストのサーバはセミコロンで区切ります。

サーバ グループ(Server Group)

このジョブの処理を担当するサーバ グループの名前。

サーバ数(Server Count)

このジョブの処理を担当するサーバの最大数。数に制限を設けない場合は 0 を入力します。

ジョブを手動で開始(Manually Start Job)

ジョブを保留として開始します。

ログ ファイルの作成(Create Log Files)

タスク ログを作成するにはこのオプションを選択します。ログ ファイルはトラブルシューティングに役立ちます。

ログ パス(Log Path)

タスク ログを作成するフォルダやディレクトリの場所を指定します。コマンド ライン ユーティリティはフォルダを作成できないため、既存フォルダを指定する必要があります。このオプションは、既定では無効です。

注:

このパスはネットワーク上でアクセスできる必要があります。

レンダラ パス(Renderer Path)

各レンダラ ノードのレンダラの場所を指定します。レンダラ パスはすべてのレンダラ ノードで同じである必要があります。したがって、プラットフォームを混合することはできず、Maya は各レンダー ノードで同じ場所にインストールしなければなりません。

Backburner パス(Backburner Path)

Backburner の場所を指定します。続行する前に既定値が正しいことを確認します。

カスタム コマンドの使用(Use Custom Command)

このオプションを選択して、カスタム コマンド オプション(Custom Command Options)アトリビュートを有効化します。有効化しないと、アトリビュートは淡色表示されます。

カスタム コマンド オプション(Custom Command Options)を使用して、Backburner へのコマンドをカスタマイズします。詳細については、カスタム コマンド オプション(Custom Command Options)を参照してください。

E メール オプション(Email Options)

E メールの送信(Send Email)

このオプションを選択すると、Backburner が通知メールを送信します。

完了を通知(Notify Completion)

このオプションを選択すると、ジョブ完了時に Backburner が通知メールを送信します。

進行を通知(Notify Progress)

このオプションを選択すると、設定したタスク数の完了時に Backburner が通知メールを送信します。

更新前のタスク数(Update after # of tasks)

進行を通知で使用するタスク数を設定します。

送信元(E メール アドレス) (From(email address))

通知メールの送信元アドレスを設定します。

送信先(E メール アドレス) (To(email address))

通知メールの宛先アドレスを設定します。

SMTP サーバ(SMTP Server)

Backburner が通知メール送信に使用する SMTP メール サーバ名を設定します。

カスタム コマンド オプション(Custom Command Options)

カスタム コマンド オプション(Custom Command Options)を有効化するには、前述のカスタム コマンドの使用(Use Custom Command)オプションを選択します。

投入コマンド(Populate Command)

このボタンをクリックして、下にあるボックスにこのウィンドウの設定を要約するコマンドを入力します。

コマンドは、レンダラを変更するなど必要に応じてカスタマイズできます。または、コマンドをスクリプト エディタ(Script Editor)にコピーできます。