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デフォーマ以外のヒストリ(Non-Deformer History)を削除すると、オブジェクトのデフォメーションのヒストリ ノードを上流、または上流と下流の両方から削除し、その後残りのヒストリをベイク処理することができます。これは、オブジェクト ヒストリから、モデリング操作またはシーンの再計算時間を遅くする他のノードを削除する場合に役立ちます。デフォーマ以外のヒストリの削除によって、シーンのパフォーマンスを改善させ、そのファイル サイズを縮小させることもできます。
デフォーマ以外のヒストリ(Non-Deformer History)の削除は、ブレンド シェイプ(Blend Shape)トポロジを伝播します。詳細については、ベース シェイプからターゲット シェイプにトポロジの変更を伝播するを参照してください。
モデリング操作の中には、ベイク処理をしても、処理後正確に同じエフェクトを作成できないものがあります。たとえば仮に、ヒストリに、スキニング操作と、その後続いてスムーズ操作が含まれているとします。ベイク処理前は、スキンが変形するたびにスムーズ操作が行われるので、スキンの出力に応じて異なったかたちでスムーズになります。このスムーズ操作をスキニングにベイク処理すると、スキンは、オリジナルの動作に近づくようにスムーズ ポイントに基づいて再びウェイト付けされます。しかし、スキン ノードではスムーズ操作は行われず、新しく計算されたウェイトでスキニングだけが行われ、その結果はベイク前と同じにものになりません。