メッシュの編集 > エッジのスライド ツール(Edit Mesh > Slide Edge Tool)

 
 
 

エッジのスライド ツール(Slide Edge Tool)を使用して、ポリゴン メッシュ上で選択範囲のエッジまたはエッジ ループ全体を再配置します。エッジを個別に選択する場合は Shift キーを押しながらエッジを選択し、エッジ ループ全体を選択する場合は、選択 > エッジ ループの選択ツール(Select > Select Edge Loop Tool)を使用してからこのツールを使用します。選択 > 選択項目の変換 > エッジ ループに(Select > Convert Selection > To Edge Loop)を使用するか、またはピック ウォーク機能を使用して、既存の選択範囲をエッジ ループに変換することもできます(ホットキーは左右の矢印キー)。

中マウス ボタンを使用して、選択したエッジをスライドします。選択したエッジに接続されている頂点が、共有の垂直エッジに沿って移動します。または、Shift キーを押しながら操作すると、エッジ/エッジ ループをそれぞれの頂点法線に沿って移動できます。

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設定

選択したエッジまたはエッジ ループの再配置を定義します。このオプションは相対(Relative)または絶対(Absolute)です。

相対(Relative)

選択したエッジ/エッジ ループを、選択したエッジに沿ってパーセンテージ距離に基づいて移動します。たとえば、スライドしているエッジに沿っておよそ半分の位置までエッジ ループをスライドすると、選択したすべてのエッジが、オリジナルの位置に相対的に半分の位置に表示されます。

絶対(Absolute)

選択したエッジ/エッジ ループを、選択したエッジに沿って絶対距離に基づいて移動します。スライドしているエッジに沿った距離が非常に変わりやすい場合、既定ではエッジのスライド ツール(Slide Edge Tool)で最短エッジを使用して、エッジ/エッジ ループを移動できる最大距離を定義します エッジ/エッジ ループを既存のエッジから特定の距離に配置したい場合に、このオプションが便利です。

注:

既定では、エッジのスライド ツール(Slide Edge Tool)によって、スライドしているエッジ上の次の頂点に選択した頂点がタッチすると、必ずエッジのスライドが停止します。この動作をオーバーライドするには、 キーを押して頂点がそこを越えて移動するようにします。

スナップ設定(Snapping Settings)

スナップ固有のオプションを調整することができます。

スナップの使用(Use Snapping)

スナップ設定を使用するかどうかを定義します。チェック マークを使用して、スナップ ポイント(Snapping Points)スパン許容値(Spanning Tolerance)を使用するかどうかを指定します。

スナップ ポイント(Snapping Points)

スライドしている頂点のスナップ先のスナップ ポイントの数を制御します。スライダの範囲は 0 ~ 10 です。既定のスナップ ポイントの値は 1 で、この場合は中間点にスナップします。

スパン許容値(Spanning Tolerance)

頂点がスナップする前に、頂点がスナップ ポイントにどの程度近くにある必要があるかを制御します。スライダの範囲は 0 ~ 1 です。頂点が常時確実にスナップ ポイントにスナップするようにしたい場合は、この値を 1 に設定します。