エミッタを複製する
 
 
 

エミッタを複製して別の場所で放出を再現することができます。たとえば、クラウドのパーティクルを作成するエミッタを作成すれば、シーン内の任意の場所に同じクラウドを作成することができます。また、オリジナルのエミッタが持つダイナミック エフェクト(たとえば、フィールド)へのコネクションを複製に持たせることができます。放出されたパーティクルに適用されるエクスプレッションは複製されません。

ダイナミック エフェクトに関連させてエミッタを複製するには

  1. 放出を行うオブジェクト(またはポイント エミッタ)と放出されたパーティクル オブジェクトを選択します。
  2. 編集 > 特殊な複製(Edit > Duplicate Special) を選択します。
  3. 特殊な複製オプション ウィンドウで、入力コネクションの複製(Duplicate Input Connections)をオンに設定します。
  4. 特殊な複製をクリックします。
  5. 放出されたパーティクル放出を行うオブジェクトの複製をオリジナルから離れた場所へ移動します。

ダイナミック エフェクトに関連させずにエミッタを複製するには

  1. 放出を行うオブジェクト(またはポイント エミッタ)と放出されたパーティクル オブジェクトを選択します。
  2. 編集 > 特殊な複製(Edit > Duplicate Special) を選択します。
  3. 特殊な複製オプション ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択して、デフォルト オプションをオンに設定します。
  4. 特殊な複製をクリックします。
  5. パーティクル > 時間にコネクト(Particles > Connect to Time)を選択します。

    エミッタには、非表示のカレント タイム(Current Time)アトリビュートがあります。アニメーションを再生するときにエミッタを動作させるためには、そのカレント タイム アトリビュートの入力コネクションが必要です。デフォルトでは、カレント タイムへの入力はシーンの定義済み時間変数によって提供されます (詳細については、カレント タイム(Current Time)アトリビュートについてを参照してください)。

    デフォルト オプションで編集 > 複製(Edit > Duplicate)を選択した場合、入力コネクションは新しいオブジェクトへ複製されないため、ダイナミクスは機能しません。このため、パーティクル > 時間にコネクト(Particles > Connect to Time)を選択します。

  6. 放出されたパーティクルと放出を行うオブジェクトの複製をオリジナルから離れた場所へ移動します。
    注:

    放出されたパーティクル オブジェクトの複製のシード(Seed)番号は、オリジナルのオブジェクトの番号と同じです。したがって複製されたパーティクルの放出のランダム性はオリジナルと同じになります。放出のランダム性を変更する手順については、放出のランダム度を取り扱うを参照してください。