オフラインファイルにエクスポートする

ジオメトリの変更や新しいコネクション、およびそのコネクションを介してコネクトされたノードなど、シーンで行った編集を外部ファイルにエクスポートすることができます。この編集ファイルを他のオブジェクトに適用すると、同じ変更を行うことができます。

たとえば、基本歩行サイクルアニメーションから開始した場合、気取った歩き方、足を引きずる歩き方、行進などのさまざまな複数のツィークを、別々のファイルにエクスポートできます。これで、上記の編集を他のキャラクタに適用することができます。

アセット、リファレンスファイル、またはシーン内の選択したノードセットの編集をエクスポートできます。

選択したノードセットから編集をエクスポートするには

編集をエクスポートするシーン内のノードを、キーを押したまま選択します。
ファイル > オフラインファイルへエクスポート（File > Export to Offline File）を選択します。
ファイルブラウザが表示されます。
編集を保存するフォルダへ移動し、ファイルの名前を入力します。デフォルトでは、これらのファイルは scenes\edits というカレントプロジェクトのサブフォルダに配置されます。
オフラインファイルへエクスポート（Export to Offline File）をクリックします。
リファレンス編集を含み、拡張子が .editMA または .editMB である指定ファイルが作成されます。これらのファイルを Maya で開くことはできませんが、別のファイルに割り当てることができます。詳細については、オフラインファイルへの割り当てを参照してください。

注:

宙に浮いたコネクション（エクスポートされないノードへのコネクション）とリファレンスの編集が、プレースホルダのネームスペースを含む編集ファイルに保存されます。編集を適用すると、プレースホルダがファイルの適用先のリファレンスのネームスペースと置き換えられます。編集をメインシーンへインポートする場合は、プレースホルダが「:」と置き換えられます。

注:

デフォルトノードはエクスポートされません。たとえば、デフォルトのシェーダ（lambert1）を変更して編集をエクスポートした場合、変更した lambert1 はエクスポートされません。

特定のリファレンスファイルの編集をエクスポートすることもできます。

リファレンスファイルの編集をエクスポートするには

リファレンスエディタ（Reference Editor）で、編集をエクスポートするリファレンスファイルを選択します。
ファイル > オフラインファイルへエクスポート（File > Export to Offline File）を選択します。
ファイルブラウザが表示されます。
編集を保存するフォルダへ移動し、ファイルの名前を入力します。デフォルトでは、これらのファイルは scenes\edits というカレントプロジェクトのサブフォルダに配置されます。
オフラインファイルへエクスポート（Export to Offline File）をクリックします。

あるいは、リファレンスオブジェクトの編集をアウトライナ（Outliner）からエクスポートすることもできます。それには、アウトライナでリファレンスオブジェクトをクリックし、マーキングメニューからリファレンス > オフラインファイルへエクスポート（Reference > Export to Offline File）を選択します。