カメラ シーケンサの概要
 
 
 

カメラ シーケンサ(Camera Sequencer)ツールを使うと、カメラ ショットのレイアウトや管理を行ってから、アニメーションのレンダー済み映像をシーンに生成することができます。Maya でショットのレイアウトから開始することも、AAF や FCP フォーマットのオーディオやビデオ クリップの情報を含む独自の編集ファイルのインポートから開始することもできます。大きなシーンでも、ムービー クリップを作成するとリアル タイムで再生することができます。

カメラ シーケンサ ウィンドウでは、ショットはトラック上の一連の長方形で表され、カメラ ショットを操作することで、任意の時点でアクティブになるカメラを定義して操作します。 カメラ ショットのレイアウトとタイミングが納得のいくものになったら、アニメーションのムービー クリップをプレイブラストします。

重要:

(Mac OS X)64 ビットシステム上でのカメラ シーケンサ(Camera Sequencer)のサポートは限定的です。パフォーマンスを向上させてリアル タイムに結果を得るには、Maya を 32 ビット モードで実行してカメラ シーケンサを使用します。

このツールの主な領域は以下のとおりです。

次の表は、カメラ シーケンサを使用するタスクの概要を簡単にまとめたものです。

目的 手順

ショットを作成する。

をクリックします。

すべてのショットをフレームに表示する。

をクリックします。

単一カメラを作成してすべてのショットを再生する。

作成 > Ubercam(Create > Ubercam)を選択します。

ショット ビュー領域をスクロールする。

+ を押しながらドラッグするか(Linux と Windows)、 + を押しながらドラッグします(Mac OS X)。

ショットを移動する。

単一ショットはドラッグして移動し、複数ショットは Shift キーを押しながらクリックして選択してから、白い四角形の領域の内部をドラッグします。

ショットをスケールする。

クリップの下の隅をドラッグします(スケール カーソル が表示されます)。

ショットをトリミングする。

クリップの上の隅をドラッグします(トリム カーソルが表示されます)。

ショットをミュートする。

でショットをクリックしてミュート(Mute)を選択します。

ショットを削除する。

ショットを選択して を押します。

シーケンスをムービー内にプレイブラストする。

で対象のショットをクリックし、ポップアップ メニューからショットのプレイブラスト(Playblast Shot)を選択します。

ショットをグループ化する。

グループ化するショットを選択し、グループ化 > 作成(Group > Create)を選択します。

オーディオをショットに追加する。

ショットを選択して、メニュー バーからファイル > ショットにオーディオをインポート(File > Import Shot Audio)を選択します。

イメージ プレーンをショット カメラに追加する。

でショットをクリックし、イメージ プレーンのアタッチ(Attach Image Plane)を選択します。

関連項目