コネクションエディタ（Connection Editor）

コネクションエディタ（Connection Editor）には、ノードネットワークの情報が並列に表示されるため、ノードネットワークにある、コネクトされた 2 つのノードを見ることができます。このエディタは、シェーディングネットワークを微調整するときに役立ちます。

ノードからノードへすばやく簡単に移動し、ノードの入出力を表示してコネクションを円滑に行うことができます。つまり、ノードネットワーク内で、どちらの方向のコネクションも設定できるということです。

注:

ユーティリティノードの中には、コネクションエディタ（Connection Editor）を介してのみ、マテリアルのアトリビュートにコネクトできるものがあります。

コネクションエディタ（Connection Editor）のコネクトされたアトリビュートはイタリック体（Mac OS X を除く）で表示され、キー設定不可アトリビュートはグレー表示されます。グレー表示されたアトリビュートの中には、ネストされたアトリビュートリストを示すものがあります。アトリビュートをダブルクリックするか、展開してコネクト可能なノードを表示します。

コネクションエディタを使用してノードをコネクトするには、コネクションエディタを使用してレンダーノードをコネクトするを参照してください。

コネクションエディタ（Connection Editor）ボタン

コネクションエディタ（Connection Editor）のボタンは、コネクションの作成を制御します。

左側のリロード（Reload Left）と右側のリロード（Reload Right）: コネクションエディタ（Connection Editor）の出力ペインまたは入力ペインにノードをロードします。ノード、オブジェクト、またはシェーダを選択し、左側のリロード（Reload Left）または右側のリロード（Reload Right）をクリックします。
左側から右側へ（from -> to）: 出力アトリビュートから入力アトリビュートへの切り換え、またはその逆を行います。
矢印ボタン（）: 出力ノードを入力ペインに移動するか（）、または、入力ノードを出力ペインに移動します（）。
すべてクリア（Clear All）: 出力ペインと入力ペインのノードを削除します。
削除（Remove）: 出力ペインのノードを削除します。
解除（Break）: 選択したコネクションを解除します。出力ペインから切断するコネクションを選択した後、解除（Break）をクリックします。このボタンは、自動コネクト（Auto-connect）オプションがオフの場合だけ使用できます。
作成（Make）: 選択したアトリビュート間にコネクションを作成します。出力アトリビュートを選択し、入力アトリビュートを選択した後、作成（Make）をクリックします。このボタンは、自動コネクト（Auto-connect）オプションがオフの場合だけ使用できます。
閉じる（Close）: コネクションエディタ（Connection Editor）を閉じます。

コネクションエディタ（Connection Editor）メニューバー

オプション > 自動コネクト（Options > Auto-connect）: 出力アトリビュートと入力アトリビュートを選択したとき、コネクションが自動的に作成されます。このオプションのデフォルトはオンです。
オプション > チャンネル名（Options > Channel Names）: コネクションエディタ（Connection Editor）にアトリビュートを表示する方法を変更します。ナイス（Nice）設定を選択すると、英語 UI モードの場合、先頭が大文字で単語と単語の間にスペースが空いた最も読みやすい方法で名前が表示され、日本語 UI モードの場合、名前が表示されます。ロング（Long）設定を選択すると、アトリビュートはノードの表示と同じ方法で表示されます。ショート（Short）設定を選択すると、バウンディングボックス（Bounding box）は bb というように、短い形式で名前が表示されます。
オプション > アトリビュート順序（Options > Attribute Order）: コネクションエディタ（Connection Editor）のリストにアトリビュートを表示する順序を変更します。アトリビュートは、アルファベットの昇順または降順でソートできます。
左側の表示 > 読み取り可能なアトリビュートの表示（Left Display > Show Readable）と右側の表示 > 読み取り可能なアトリビュートの表示（Right Display > Show Readable）: アトリビュートがキー設定可であるかどうかに関わりなく、ノードのすべてのアトリビュートを表示します。このオプションのデフォルトはオンです。
左側の表示 > 出力アトリビュートのみ表示（Left Display > Show Outputs Only）と右側の表示 > 出力アトリビュートのみ表示（Right Display > Show Outputs Only）: 選択したノードの出力コネクションだけを表示します。
左側の表示 > 入力アトリビュートのみ表示（Left Display > Show Inputs Only）と右側の表示 > 入力アトリビュートのみ表示（Right Display > Show Inputs Only）: 選択したノードの入力コネクションだけを表示します。
左側の表示 > パブリッシュ済みのみ表示（Left Display > Show Published Only）と右側の表示 > パブリッシュ済みのみ表示（Right Display > Show Published Only）: 選択したアセットノードのパブリッシュ済みアトリビュートだけを表示します。
左側の表示 > キー設定不可の表示（Left Display > Show Non-Keyable）と右側の表示 > キー設定不可の表示（Right Display > Show Non-Keyable）: ノードのキー設定不可アトリビュート（コネクションが作成できないアトリビュート）を表示します。このオプションは、読み取り可能なアトリビュートの表示（Show Readable）オプションがオンのとき、オンです。
左側の表示 > コネクトされたアトリビュートのみ表示（Left Display > Show Connected Only）と右側の表示 > コネクトされたアトリビュートのみ表示（Right Display > Show Connected Only）: コネクションを持つアトリビュートだけを表示します。
左側の表示 > 非表示にされたアトリビュートの表示（Left Display > Show Hidden）と右側の表示 > 非表示にされたアトリビュートの表示（Right Display > Show Hidden）: ノードの非表示のアトリビュートを表示します。