Mac OS X でのメモリ管理の問題により、処理速度が低下する、またはシステムが不安定になる可能性があります
Mac OS X のメモリ管理の問題により、ビューポート 2.0 の使用時に極度に処理速度が低下する、またはシステムが不安定になる可能性があります。
この問題を軽減するには、レンダラ用のファイル テクスチャをロードするときに、ビューポイントの表示に使用するテクスチャのサイズを設定します。これには次の操作を実行してください。
環境変数 MAYA_OGS_CPU_MEMORY_LIMIT をレンダラで使用する予定のメモリ量に設定することもできます(MB 単位)。この値は、マシンで使用可能な実際の値よりも小さくなければなりません。
Mac OS X で、メモリ容量の小さいグラフィック カードを使用すると不安定になる
Mac OS X(10.6.x)でビューポート 2.0 を使用して作業する場合、グラフィック メモリを使いすぎるとシステムが不安定になることがあります。メモリ容量の小さいグラフィック カードでは、メモリしきい値が小さいため、このような状況が頻繁に発生する可能性があります。 Mac OS X プラットフォームでは、 VRAM が 1GB 以上のグラフィック カードの使用を推奨します。
注意: 2009 年以前に出荷された Apple コンピュータ システムで、ビューポート 2.0 の起動オプションが表示されることがありますが、これらのシステムはビューポート 2.0 の最小要件を満たしていないため、Maya がクラッシュし、データが失われる可能性がありますので注意してください。
PCI Express 1.0 を使用した Linux プラットフォームで処理速度が低下する
PCI Express 1.0 を使用した一部の Linux ハードウェア(特に古いバージョン)にはドライバの問題があり、ビューポート 2.0 が強制的にソフトウェア パスに戻る可能性があることがわかっています。この結果、パフォーマンスが極端に低下します。最新ドライバではこの問題は解決されていると思われます。